2019年3月15日、LINEモバイルで「ZenFone Max(M2)」「ZenFone Max Pro(M2)」2機種の販売が開始されました!
ZenFone Max(M2)は2018年9月21日に発売されたZenFone Max(M1)の、ZenFone Max Pro(M2)は2018年12月21日に発売されたZenFone Max Pro(M1)の後継機です。
前シリーズ発売からそれぞれ半年と3ヶ月ほどということでかなり早いスパンでの新型発売ですが、両者とも全体的な性能が上がっていてかなりコスパの良い機種に仕上がっています。
今回は、ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)のスペック・評価・性能レビューと、他のスマホとの比較について解説していきます!
※ZenFone Max Pro(M2)は特定の周波数帯を使用できない不具体のため、交換・返品の受付を行っています。既に購入済みの方はASUSコールセンターへ。問題が解決するまでは販売停止、再開時期は現在未定です。
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)の性能・スペック一覧
まずはZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)のスペックを見てみましょう。
簡潔に言うと、ZenFone Max(M2)は2万円台の低価格ながら、他の同価格帯のスマホと比べると処理性能が高いスマホ。ZenFone Max Pro(M2)は3万円台ながら、5万円台のスマホと同等の処理性能を持つスマホです。
どちらも他の同価格帯のスマホと比べると処理性能が高く、コスパがかなり良いです。ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)で端末価格が1万円ほど差がありますが、ZenFone Max Pro(M2)の方が処理性能が高いため、ゲームなど重たいアプリを使用する場合にはMax Pro(M2)がおすすめです。
ZenFone Max (M2) | ZenFone Max Pro (M2) |
|
---|---|---|
外観 | ||
発売日 | 2019年3月15日 | 2019年3月15日 |
SIMロック | SIMフリー | SIMフリー |
サイズ | 158.4×76.2×7.7 (mm) | 157.9×75.5×8.5 (mm) |
重量 | 約160g | 約175g |
ディスプレイ | 6.3型ワイド IPS液晶 | 6.3型ワイド IPS液晶 Corning Gorilla Glass 6 |
解像度 | 1,520×720 HD+ | 2,280×1,080 フルHD+ |
OS | Android 8.1 | Android 8.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 632 8 x 1.8 GHz (オクタコア) | Qualcomm Snapdragon 660 8x1.95GHz +AIエンジン (オクタコア) |
GPU | Adreno 506 | Adreno 512 |
ROM | 32GB | 64GB |
RAM | 4GB | 4GB |
外部メモリ | microSDXC (最大2TB) | microSDXC (最大2TB) |
バッテリー | 4,000mAh | 5,000mAh |
メインカメラ | 1,300万画素 + 200万画素 | 1,200万画素 + 500万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 1300万画素 |
連続待受時間 | 約792時間 (VoLTE) | 約840時間 (VoLTE) |
連続通話時間 | 約2,100分 (3G) | 約1,860分 (VoLTE) |
防水/防塵 | ✕ | ✕ |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 | 指紋認証・顔認証 |
おサイフケータイ | ✕ | ✕ |
テザリング | ◯ | ◯ |
Bluetooth | 4.2 | 5.0 |
DSDS or DSDV | DSDV | DSDV |
SIMスロット | nanoSIM×2 | nanoSIM×2 |
充電端子 | microUSB | microUSB |
カラー | ミッドナイトブラック スペースブルー メテオシルバー | ミッドナイトブルー コズミックチタニウム |
価格(税抜) | 一括:26,500円 分割:1,190円×24 | 一括:35,500円 分割:1,580円×24 |
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)とのディスプレイサイズ、本体サイズとiPhoneシリーズとの比較
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)はどちらもディスプレイサイズが6.3インチですが、数字だけ言われても分かりづらいと思いますので、スマホで一番人気のiPhoneと比較してみましょう。
iPhone XSが5.8インチ、iPhone XS Masが6.5インチということで、ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)はかなりディスプレイサイズが大きい部類です。
本体サイズはiPhone XS Maxの縦幅、横幅とほぼ変わらず、厚みに関してはZenFone Max Pro(M2)が少し厚いという感じです。
ディスプレイは最近流行りのオールスクリーンディスプレイのため、ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)iPhone 8と本体サイズがほぼ同じにもかかわらずディスプレイは0.8インチも大きくなっています。
LINEモバイルでも取り扱っているHUAWEI nova lite 3が6.21インチでこれまではAndroidスマホの中では最大サイズでしたが、ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)が6.3インチで上回る形となりました。
一点気になる部分は、ZenFone Max(M2)の解像度。1,520×720ということで、このディスプレイサイズのスマホとしては解像度は低めです。
とは言え、ネット検索やLINEなど普段使いで気になるレベルではありませんので、グラフィックが綺麗なゲームをしたいならZenFone Max(M2)は避けた方がいいというくらいでしょう。
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)の処理能力(CPU, RAM, ベンチマーク)とその他端末との比較
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)の比較
CPUやRAMだけでは分かりづらいため、ベンチマークソフトの中でも有名な「Geekbench」と「AnTuTu」のスコアを記載しています。Geekbenchはマルチコアのスコア、AnTuTuは総合のスコアです。
CPUの違いから見てもわかるように、処理性能はZenFone Max Pro(M2)の方が高いです。
GPUに関してもZenFone Max Pro(M2)の方が性能が高いため、ゲームなどの重たい処理が必要な場合にはMax Pro(M2)の方がおすすめです。
Max Pro(M2)の方がMax(M2)よりも端末価格が1万円高いですが、処理性能を求めるなら1万円出す価値は十分にあります。
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)とその他LINEモバイル販売端末との比較
Geek bench | AnTuTu | 端末価格 (一括) |
|
---|---|---|---|
arrows M04 | 1,461 | 36,247 | 32,800円 |
Moto E5 | 1,834 | 45,098 | 18,800円 |
ZenFone Live(L1) | 2,563 | 45,000 | 17,800円 |
AQUOS sense2 SH-M08 | 3,580 | 74,000 | 34,800円 |
HUAWEI P20 lite | 3,756 | 87,017 | 31,980円 |
HUAWEI nova lite 2 | 3,757 | 88,496 | 25,980円 |
iPhone SE 32GB | 4,123 | 129,156 | 30,800円 |
iPhone SE 128GB | 4,123 | 129,156 | 40,800円 |
ZenFone Max(M2) | 4,823 | 103,323 | 26,500円 |
ZenFone 5 | 5,055 | 139,747 | 52,800円 |
HUAWEI nova lite 3 | 5,211 | 128,056 | 26,880円 |
ZenFone Max Pro(M2) | 5,539 | 130,839 | 35,500円 |
HUAWEI P20 | 6,626 | 207,112 | 69,800円 |
LINEモバイルで販売している端末の価格とベンチマークスコアを比較してみました。
ZenFone Max(M2)もMax Pro(M2)も、同価格帯の他のスマホと比べると処理性能がかなり高いことが分かります。
よほどその機種にしかない特徴でもない限り、ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)を選んだ方が良いですね。
ネット検索、メール、LINE、Twitterなどはもちろん、よほど重たい3Dゲームでない限りはサクサク動作しますので、スペックの高さにこだわらないならZenFone Max(M2)でも十分な性能です。
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)のバッテリー容量、電池持ちの比較
電池持ちは公式のデータからだと連続待受時間や連続通話時間を判断基準に使いますが、それだけでは心もとないので他のデータも見てみましょう。
バッテリー持ちの測定はベンチマークソフト「PCMark for Android」に備わっている「Work 2.0 battery life」が有名なため、その所要時間を記載しています。
搭載されているバッテリー容量がそもそも大きいので期待できそうでしたが、予想通りどちらも電池持ちは他のスマホに比べると良い結果になりました。
バッテリー容量が大きくてもディスプレイサイズが大きいと電池持ちが思ったほど良くないことがあったりしますが、ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)はその心配はなさそうです。
特にMax Pro(M2)の12時間47分というのは非常に高い数字ですので、電池持ちの良さを求めるのであればMax Pro(M2)はかなりおすすめです。
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)のカメラ性能の比較
アウトカメラはどちらもデュアルレンズですが、アウトカメラの2ndレンズは深度測定用となっています。
最近流行りのデュアルレンズですが、2ndレンズの種類によって出来ることが違います。
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)の2ndレンズはボケ感のある写真を撮るためのものなので、望遠や広角ではありません。その分、一眼レフで撮影するように被写体を際立たせることができます。
F値も1.8ということで明るいレンズのため、暗いところでも明るめの撮影が可能です。加えてAIによるシーン分析が搭載されているため、自動的にインスタ映えする写真が撮れます。
とは言え、どちらも価格相応のカメラ性能なため、写真に重きを置く場合はZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)はあまり向いていません。
Max Pro(M2)の方がカメラ性能は若干高いため、少しでも良い写真が撮りたい場合はMax Pro(M2)を選んだほうが良いですね。
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)のストレージ容量(ROM, SDカード)の比較
ZenFone Max Pro(M2)はROMが64GBなのでそれほど困ることはないと思いますが、Max(M2)は32GBということでちょっと容量は心配です。
どちらもmicroSDが2TBまで対応しており、トリプルスロットでSIMカード×2と同時にSDカードが使えるため、本体購入時にSDカードを用意しておくと良いでしょう。
microSDカードは64GBが1500円程度、128GBなら3000円程度で購入できます。
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ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)の非対応機能、デメリットなどの注意点
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)で非対応の機能
- 防水/防塵
- おサイフケータイ
三大キャリアで購入するスマホだとだいたい搭載されている防水/防塵とおサイフケータイは非対応です。
SIMフリースマホはこの2つが対応していないものが多いですが、端末価格を考えれば仕方がない部分と言えるでしょう。
LINEモバイルでZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)を購入する方法は?
LINEモバイルで端末を購入するには、SIMカードの契約時に併せて希望のスマホを選択すればOKです。大手キャリアと同じように分割支払いを選ぶことも可能なので、毎月の料金に含めるイメージで持つことができます。
LINEモバイルでZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)を購入した場合の月額料金は?
では、LINEモバイルでZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)購入した時の月額料金について見ていきましょう。
まず、LINEモバイルの料金プランとZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)の端末価格は以下の通りです。
一括 | 分割 | |
---|---|---|
ZenFone Max(M2) | 26,500円 | 1,190円×24回 |
ZenFone Max Pro(M2) | 35,500円 | 1,580円×24回 |
LINEモバイルのメリットは、なんと言っても人気SNSが使い放題という点です。
LINEモバイルで一番人気のプランは、「コミュニケーションフリープラン」の3GBです。コミュニケーションフリーではLINE, Twitter, Instagram, Facebookが通信量カウントフリーで使い放題となります。
SNSの通信量は想像以上に多く、何気なく使っているだけでも1~2GB消費していることがよくあります。これらの通信量がカウントされなくなるだけでかなり通信量が浮き、他の格安SIMよりも小さいデータ容量プランを選択することができるため、結果的にどこよりも安く毎月の料金を抑えることが可能です。
ZenFone Max(M2) 音声通話SIM コミュニケーションフリー 分割支払いの月額料金
データ容量 | 基本料金 | 端末代金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
3GB | 1,110円 | 1,190円×24回 | 2,300円/月 |
5GB | 1,640円 | 2,830円/月 |
|
7GB | 2,300円 | 3,490円/月 |
|
10GB | 2,940円 | 4,130円/月 |
ZenFone Max Pro(M2) 音声通話SIM コミュニケーションフリー 分割支払いの月額料金
データ容量 | 基本料金 | 端末代金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
3GB | 1,110円 | 1,580円×24回 | 2,690円/月 |
5GB | 1,640円 | 3,220円/月 |
|
7GB | 2,300円 | 3,880円/月 |
|
10GB | 2,940円 | 4,520円/月 |
ソフトバンクやドコモなどの大手キャリアでは端末代金も含めて月7,000円~10,000円かかるところを、ZenFone Max(M2)なら10GBを選んだとしても4,130円/月で済んでしまいます。
一番人気の3GBを選んだ場合は、月々たった2,300円。大手キャリアと比べると5,000円近くも安く利用することができます。
まとめ
ZenFone Max(M2)とMax Pro(M2)の性能まとめと、その他端末との比較について解説しました。
どちらも同価格帯の他のスマホと比べると処理性能がかなり高いため、迷ったらこの2つを選んでおけば間違いないです。
重いゲームをすることがあれば、ZenFone Max Pro(M2)を選択することをお勧めします。
コスパの良さを追求するのであればHUAWEI nova lite 3がかなり優れているので、こちらも一度見てみて下さい。
>>【格安スマホ】HUAWEI nova lite 3の性能まとめとnova lite 2との比較
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