
2019年1月21日、LINEモバイルで「AQUOS sense2 SH-M08」の販売が開始されました!
AQUOS sense2 SH-M08は2018年12月27日に発売された端末で、LINEモバイルではAQUOS sense lite SH-M05以来のSHARP製スマホです。
今回は、AQUOS sense2 SH-M08の性能レビューと、AQUOS sense lite SH-M05との比較についてまとめていきます!
AQUOS sense2 SH-M08の性能・スペック一覧
まずはAQUOS sense2 SH-M08のスペックを見てみましょう。
簡潔に言うと、AQUOS sense2 SH-M08はミドルスペックスマホとしては平均的な性能ですが、防水/防塵やおサイフケータイに対応した国産スマホです。
AQUOS sense2 SH-M08 | スペック |
---|---|
外観 | ![]() |
発売日 | 2018年12月27日 |
SIMロック | SIMフリー |
サイズ | 148×71×8.4(mm) |
重量 | 約155g |
ディスプレイ | 5.5インチ IGZO |
解像度 | 2160×1080 フルHD+ |
OS | Android 8.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz×8(オクタコア) |
GPU | Adreno 506 |
ROM | 32GB |
RAM | 3GB |
外部メモリ | microSDXC(最大512GB) |
バッテリー | 2,700mAh |
メインカメラ | 1,200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
連続待受時間 | 約620時間 (LTE) |
連続通話時間 | 約1,920分 (VoLTE) |
防水/防塵 | IPX5・IPX8/IP6X |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 |
おサイフケータイ | ◯ |
テザリング | ◯ |
Bluetooth | 4.2 |
DSDS | ✕ |
SIMスロット | nanoSIM+microSD |
充電端子 | USB Type-C |
カラー | ホワイトシルバー ニュアンスブラック アッシュイエロー アーバンブルー |
価格(税抜) | 一括:34,800円 分割:1,540円×24 |
AQUOS sense2 SH-M08のスペックだけ見てもピンと来ないと思いますので、旧型であるAQUOS sense lite SH-M05やその他スマホと色々比較しながら見ていきましょう。
AQUOS sense2 SH-M08のディスプレイサイズ、本体サイズとiPhoneシリーズ、AQUOS sense lite SH-M05との比較
ディスプレイ・本体サイズがイメージしやすいよう、まずはスマホで最も知名度の高いiPhoneシリーズと比較してみます。
SH-M08は5.5インチということで、ディスプレイサイズはiPhone 8 Plusと同じ。5.5インチはスマホのディスプレイの中でもかなり大きい部類です。iPhoneのPlusシリーズを実際に見たことあれば分かると思いますが、相当デカいです。
ちなみに解像度はSH-M08が2160×1080、iPhone 8 Plusが1920×1080なので、SH-M08の方が少し縦の表示領域が広いです。ブラウザなど縦に使うコンテンツは1度に表示される量が増えて読みやすくなります。
ディスプレイサイズは同じですが、SH-M08の本体サイズはiPhone 8 Plusと比べると縦幅・横幅・厚さのすべてにおいて小さくなっています。大画面スマホの中ではコンパクトな部類でしょう。
さすがにオールスクリーンディスプレイのiPhone XSと比べるとディスプレイサイズ、本体サイズともに負けますが、通常タイプのディスプレイでは頑張っている方ですね。
ちなみにSH-M08のディスプレイはAQUOSシリーズではおなじみのIGZO液晶が採用されています。
IGZOは他の液晶よりも低電力なため、解像度が高くても消費電力が少なく済む、その他タッチパネルの精度が高い、繊細な色合いも忠実に再現できるなどのメリットがあります。
LINEモバイルで販売している同じAQUOSシリーズ、AQUOS sense lite SH-M05とも比較してみましょう。
本体サイズはほぼ変わりませんが、SH-M08が5.5インチでSH-M05が5.0インチ。0.5インチの差はけっこう大きいですね。
ちなみに解像度はSH-M08が2160×1080、SH-M05が1920×1080ということで、SH-M08の方が大画面かつ高解像度。
本体サイズがあまり変わらない分、SH-M08の方が使い勝手は良さそうです。
AQUOS sense2 SH-M08の処理能力(CPU, RAM, ベンチマーク)とAQUOS sense lite SH-M05との比較
AQUOS sense2 SH-M08とは2018年12月発売、AQUOS sense lite SH-M05は2017年12月発売ということで1年の差があります。
シリーズ番号的にもSH-M08はSH-M05の後継機にあたるため、性能はSH-M08の方が優れています。
CPUやRAMだけで見ても分かりづらいので、スマホのベンチマークアプリの中で最も有名なGeekbenchとAnTuTuの2つのスコアも載せました。
Geekbenchは主にCPUの処理能力を測定するもの、AnTuTuはCPU以外にもグラフィック性能などを含めた総合的な処理能力を測定するアプリです。Geeckbenchはマルチスコア、AnTuTuは総合スコアを記載しています。
両者の端末価格はわずか1,000円差でほとんど変わりませんが、SH-M08の方がスコアは1.5~2倍近く高いため、SH-M05の完全上位互換となっています。
処理性能に関しては一番気になるところだと思いますので、LINEモバイルで取り扱いをしている端末の中で同価格帯のHUAWEI P20 lite、ZenFone 5Qとも比較してみました。
ベンチマークのスコアを比較してみるとそれほど差はありません。強いて言えばHUAWEI P20 liteが一番コスパが良さそうです。
ZAQUOS sense2 SH-M08のバッテリー容量、電池持ちとAQUOS sense lite SH-M05との比較
SH-M08とSH-M05はバッテリー容量がまったく一緒です。
とは言ってもバッテリー容量だけでは電池持ちはわからないので、連続通話時間と連続待受時間を見てみましょう。
バッテリー容量は同じながら、SH-M08の方が連続通話時間は約2倍、連続待受時間は80時間ほど上ということで、電池持ちはSH-M08に軍配が上がります。
AQUOS sense2 SH-M08のカメラ性能とAQUOS sense lite SH-M05との比較
カメラ性能は少し差がありますが、SH-M08もSH-M05も最近のスマホとしてはそれほど高いとは言えません。
また、この価格帯でもデュアルレンズがついてるものも増えてきていますので、シングルレンズというのはマイナスポイントです。
写真や動画に重きを置く人はSH-M08、SH-M05は向きませんね。
AQUOS sense2 SH-M08のストレージ容量(ROM, SDカード)とAQUOS sense lite SH-M05との比較
内蔵ストレージは32GBでAndroidスマホとしては平均的です。
SDカードが現状販売している中では最大容量の512GBまで対応しているので、容量に困ることもないでしょう。
AQUOS sense2 SH-M08の未対応機能、デメリットなどの注意点
AQUOS sense2 SH-M08で未対応の機能
- DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)
SIMフリースマホでは最早当たり前になりつつあるDSDSに対応していません。国産機は未対応の場合がまだまだ多いですね。
その分、国産機では採用されることの多い防水/防塵とおサイフケータイに対応しているので、一長一短ではあります。
まとめ
ZAQUOS sense2 SH-M08の性能レビューと、AQUOS sense lite SH-M05やその他スマホとの比較について解説しました。
3万円台のスマホとしては平均的な性能で、ほぼ同価格のSH-M05と比べた場合はSH-M08の方が全体的に優れているため、SH-M08がお勧めという感じです。
LINEモバイルの販売端末で比較すると、性能を求めるのであれば端末価格が5万円台にはなりますがHUAWEI P20、コスパを求めるのであればiPhone SEやHUAWEI nova lite 2の方が良いかもしれません。
防水/防塵、おサイフケータイに対応していてそこそこの性能でOKならAQUOS sense2 SH-M08が良いですね!