
2019年2月1日、LINEモバイルで「HUAWEI nova lite 3」の販売が開始されました!
前シリーズであるHUAWEI nova lite 2は2万円台ながら高スペックでコスパが非常に高いスマホでしたが、HUAWEI nova lite 3はそれをさらに上回る性能となりました。
他のAndroidスマホと比べても同価格帯では突出した性能で、管理人もイチオシのスマホです。
今回は、HUAWEI nova lite 3の性能レビューと、HUAWEI nova lite 2やその他のLINEモバイル販売端末との比較についてまとめていきます!
HUAWEI nova lite 3の性能・スペック一覧
まずはMoto E5のスペックを見てみましょう。簡潔に言うと、HUAWEI nova lite 3は2万円台の低価格スマホながら5万円台のAndroid端末と同等の性能を持つ、超コスパが高いスマホです。
ZenFone Max(M2) | スペック |
---|---|
外観 | ![]() |
発売日 | 2019年2月1日 |
SIMロック | SIMフリー |
サイズ | 155.2×73.4×7.95(mm) |
重量 | 約160g |
ディスプレイ | 約6.21インチ TFT液晶 |
解像度 | 2340 x 1080 FHD+ |
OS | Android 9 |
CPU | HUAWEI Kirin 710 4×2.2GHz A73 + 4×1.7GHz A53 (オクタコア) |
GPU | Adreno 506 |
ROM | 32GB |
RAM | 3GB |
外部メモリ | microSDXC(最大512GB) |
バッテリー | 3,400mAh |
メインカメラ | 1,300万画素 + 200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 |
連続待受時間 | 約653時間 (LTE) |
連続通話時間 | 約1,500分 (3G) |
防水/防塵 | ✕ |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 |
おサイフケータイ | ✕ |
テザリング | ◯ |
Bluetooth | 4.2 |
DSDS or DSDV | DSDV |
SIMスロット | nanoSIM + nanoSIM or microSD |
充電端子 | microUSB |
カラー | オーロラブルー コーラルレッド ミッドナイトブラック |
価格(税抜) | 一括:26,880円 分割:1,220円×24 |
HUAWEI nova lite 3のディスプレイサイズ、本体サイズとiPhoneシリーズ、HUAWEI nova lite 2との比較
HUAWEI nova lite 3とiPhoneシリーズの比較
ディスプレイや本体は単体で見てもピンとこないと思いますので、スマホで一番人気のiPhoneシリーズと比較してみます。
HUAWEI nova lite 3は本体サイズ的にはiPhone XS Maxが近く、スマホの中でもかなり大きい部類です。
ディスプレイはiPhone XSシリーズと同じくオールスクリーンディスプレイになっているため、通常のスマホよりディスプレイサイズが大きく6.21インチ。
iPhone XS Maxの6.5インチには及びませんが、発売日時点ではHUAWEI nova lite 3のディスプレイサイズはAndroidスマホの中で最大です。
HUAWEI nova lite 3とHUAWEI nova lite 2の比較
前シリーズのHUAWEI nova lite 2とも比較してみましょう。
サイズはHUAWEI nova lite 3の方が縦幅が約5mm長いですが、全体的にそれほどサイズは大きく変わりません。
HUAWEI nova lite 2は通常のディスプレイのため、オールスクリーンディスプレイのHUAWEI nova lite 3と比較すると0.56インチもの差があります。
本体サイズはほぼ変わらないのにディスプレイは大きいということで、よほどの理由がない限りはnova lite 3の方が良いですね。
HUAWEI nova lite 3の処理能力(CPU, RAM, ベンチマーク)とHUAWEI nova lite 2、その他端末との比較
HUAWEI nova lite 3とHUAWEI nova lite 2の比較
CPUだけ見るとnova lite 2方が良さそうと思ってしまうかもしれませんが、処理性能はnova lite 3の方が高いです。
CPUやRAMだけでは分かりづらいため、ベンチマークソフト「Geekbench」と「AnTuTu」のスコアを見てみましょう。
どちらもnova lite 3の方が1.5倍ほどの数値になっており、HUAWEI nova lite 2よりもかなり性能が高いことが分かります。
にもかかわらず端末価格は1000円程度しか変わらないということで、nova lite 3は完全に上位互換となっています。
HUAWEI nova lite 3とその他LINEモバイル販売端末との比較
Geek bench | AnTuTu | 端末価格 (一括) |
|
---|---|---|---|
arrows M04 | 1,461 | 36,247 | 32,800円 |
Moto E5 | 1,834 | 45,098 | 18,800円 |
AQUOS sense lite SH-M05 | 2,407 | 51,881 | 33,800円 |
ZenFone Live(L1) | 2,563 | 45,000 | 17,800円 |
AQUOS sense2 SH-M08 | 3,580 | 74,000 | 34,800円 |
HUAWEI P20 lite | 3,756 | 87,017 | 31,980円 |
HUAWEI nova lite 2 | 3,757 | 88,496 | 25,980円 |
iPhone SE 32GB | 4,123 | 129,156 | 30,800円 |
iPhone SE 128GB | 4,123 | 129,156 | 40,800円 |
ZenFone 5 | 5,055 | 139,747 | 52,800円 |
HUAWEI nova lite 3 | 5,211 | 128,056 | 26,880円 |
HUAWEI P20 | 6,626 | 207,112 | 69,800円 |
LINEモバイルで販売している端末の価格とベンチマークスコアを比較してみました。
見ていただくと分かる通り、nova lite 3は他の同価格帯のスマホとは比ぶべくもないほど性能が高く、5万円台であるZenFone 5と同等の性能となっています。
2万円台でこの性能は破格中の破格で、処理性能もある程度気にするという場合でも十分に満足の行くレベルです。
ネット検索、メール、LINE、Twitterなど普段使いはもちろん、よほど重たい3Dゲームでない限りはサクサク動作します。
HUAWEI nova lite 3のバッテリー容量、電池持ちとHUAWEI nova lite 2との比較
バッテリー容量だけでは実際の電池持ちは判断が難しいため、連続待受時間や連続通話時間を判断基準に使われることが多いです。
ですが、HUAWEI nova lite 3はその2つがメーカー公表のスペック一覧に載っていないため、ベンチマークソフト「PCMark for Android」に備わっている「Work 2.0 battery life」の所要時間で比較しました。
このベンチマークでは、ネット検索などの日常的な軽い作業を繰り返し行って電池が100%から20%になるまでの所要時間が計測されます。
ディスプレイサイズが大きくなった点、処理性能が上がっている点などから電池持ちは少々不安でしたが、HUAWEI nova lite 3の方が2時間ほど電池持ちが長いという結果になっています。
他のAndroidスマホと比べても、約9時間という結果は電池持ちが良い方と言えます。
HUAWEI nova lite 3のカメラ性能とHUAWEI nova lite 2との比較
アウトカメラの画素数はどちらも変わりませんが、HUAWEI nova lite 3は1stレンズのF値が1.8ということで明るいレンズが採用されており、暗いところでも明るい写真を取ることができます。
nova lite 2が価格相応のカメラだったことを考えると、nova lite 3のカメラ性能はこの価格帯としてはかなり高い方ですね。
インカメラの画素数が800万画素から1600万画素にパワーアップ、さらにAIも搭載されているため、お手軽に綺麗なセルフィーが撮れるのも魅力です。
HUAWEI nova lite 3のストレージ容量(ROM, SDカード)とHUAWEI nova lite 2との比較
ROMは32GBで平均的ですが、microSDカードが512GBまで対応しているのでストレージ容量は気になることはないでしょう。
microSDカードは64GBが1500円程度、128GBなら3000円程度で購入できます。
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気をつけたいのは、nanoSIMの2枚目のスロットがmicroSDカードと兼用になっている点。
HUAWEI nova lite 3はDSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)に対応していますが、nanoSIMを2枚挿しする場合はmicroSDカードは使えませんので注意して下さい。
HUAWEI nova lite 3の未対応機能、デメリットなどの注意点
HUAWEI nova lite 3で未対応の機能
- 防水/防塵
- おサイフケータイ
- SIMスロット2がmicroSDと排他
国産スマホだと標準と言ってもいい機能である防水/防塵とおサイフケータイに対応してませんが、価格を考えればトレードオフかなというところです。
ストレージ容量の項目でもお伝えした通り、2枚目のnanoSIMとmicroSDカードは同時に使えませんので、DSDVでの使用を考えている場合は気をつけて下さい。
LINEモバイルでHUAWEI nova lite 3を購入する方法は?
LINEモバイルで端末を購入するには、SIMカードの契約時に併せて希望のスマホを選択すればOKです。大手キャリアと同じように分割支払いを選ぶことも可能なので、毎月の料金に含めるイメージで持つことができます。
LINEモバイルでHUAWEI nova lite 3を購入した場合の月額料金は?
では、LINEモバイルでHUAWEI nova lite 3を購入した時の月額料金について見ていきましょう。
まず、LINEモバイルの料金プランとHUAWEI nova lite 3の端末価格は以下の通りです。
一括 | 分割 | |
---|---|---|
HUAWEI nova lite 3 | 22,880円 | 1,030円×24回 |
LINEモバイルのメリットは、なんと言っても人気SNSが使い放題という点です。
LINEモバイルで一番人気のプランは、SNSデータフリープランの3GBです。SNSデータフリープランではLINE, Twitter, Facebookが通信量カウントフリーで使い放題となります。
SNSの通信量は想像以上に多く、何気なく使っているだけでも1~2GB消費していることがよくあります。これらの通信量がカウントされなくなるだけでかなり通信量が浮き、他の格安SIMよりも小さいデータ容量プランを選択することができるため、結果的にどこよりも安く毎月の料金を抑えることが可能です。
音声通話SIM SNSデータフリー 分割支払いの月額料金
データ容量 | 基本料金 | 端末代金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
3GB | 1,260円 | 1,030円×24回 | 2,290円/月 |
6GB | 1,980円 | 3,010円/月 |
|
12GB | 2,980円 | 4,010円/月 |
ソフトバンクやドコモなどの大手キャリアでは端末代金も含めて月7,000円~10,000円かかるところを、HUAWEI nova lite 3なら12GBを選んだとしても4,010円/月で済んでしまいます。
一番人気の3GBを選んだ場合は、月々たった2,290円。大手キャリアと比べると5,000円近くも安く利用することができます。
まとめ
HUAWEI nova lite 3の性能まとめと、HUAWEI nova lite 2やその他端末との比較について解説しました。
HUAWEI nova lite 2と比較するとほぼ同価格なのに完全上位互換です。他の端末と比べても2万円台なのに5万円台のスマホと同等の処理性能ということで、コスパは破格です。
防水/防塵、おサイフケータイが使えない以外は大きなデメリットがないため、購入する端末に迷ったらとりあえずHUAWEI nova lite 3を選んでおけば間違いありませんね。