2018年11月15日からLINEモバイルで新しく「HUAWEI MediaPad T5」の取り扱いが開始されました!
MediaPad T4は縁起の良くない数字のためか発売がなかったので、MediaPad T5はMediaPad T3の次期モデルという扱いになります。
MediaPad T3の発売からおよそ1年ぶりの新型発売。今回のMediaPad T5はタブレットとしては標準のディスプレイサイズである10インチクラスのため、MediaPad T3よりも人気が出そうです。
ただし、MediaPad T3の方が端末価格が7,000円ほど安いため、性能を求めないという場合はMediaPad T5を買う必要はないかもしれません。
そこで今回は、MediaPad T5の性能レビューと、MediaPad T3との徹底比較を行っていきます!
※2018年12月8日追記:MediaPad T3はLINEモバイルでの販売が終了となりました
HUAWEI MediaPad T5のスペック一覧とHUAWEI MediaPad T3との比較
簡潔に言いますと、MediaPad T5, MediaPad T3はどちらもエントリーモデルです。そのため性能は控え目ですが、端末価格が非常に安いので、初めてタブレットを使うという場合に向いています。
MediaPad T5はMediaPad T3の後継機に当たるため、性能は純粋に上がっています。
HUAWEI MediaPad T5 | HUAWEI MediaPad T3 |
|
---|---|---|
外観 | ||
発売日 | 2018年9月21日 | 2017年8月25日 |
SIMロック | SIMフリー | SIMフリー |
サイズ | 243×164×7.8(mm) | 211.07×124.65×7.95(mm) |
重量 | 約465g | 約350g |
ディスプレイ | 10.1インチ IPS液晶 | 8.0インチ IPS液晶 |
解像度 | 1920×1200 WUXGA | 1280×800 WXGA |
OS | Android 8.0 | Android 7.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 659 オクタコア 4 x 2.36GHz + 4 x 1.7GHz | Qualcomm®MSM8917 (Snapdragon™425) クアッドコア 1.4 GHz×4 |
ROM | 16GB | 16GB |
RAM | 2GB | 2GB |
外部メモリ | microSDXC (最大256GB) | microSD (最大128GB) |
バッテリー | 5,100mAh | 4,800mAh |
メインカメラ | 500万画素 | 500万画素 |
インカメラ | 200万画素 | 200万画素 |
防水/防塵 | ✕ | ✕ |
生体認証 | ✕ | ✕ |
おサイフケータイ | ✕ | ✕ |
Bluetooth | 4.2 | 4.1 |
DSDS | ✕ | ✕ |
SIMスロット | nanoSIM | nanoSIM |
充電端子 | microUSB | microUSB |
カラー | ブラック | スペースグレイ |
価格(税抜) | 一括:26,800円 分割:1,160円×24 | 一括:19,980円 分割:870円×24 |
HUAWEI MediaPad T5のディスプレイ・本体サイズ
タブレット所有者のおよそ5割を占めるという断トツのシェア率であるiPadと、前シリーズであるHUAWEI MediaPad T3と比較してみました。
本体サイズ、ディスプレイサイズともにiPad(第6世代)が一番近いです。
MediaPad T3がiPad mini 4と同サイズの小型タブレットだったのに対し、今回のMediaPad T5はディスプレイが10.1インチ。
タブレット端末の画面サイズ別のシェア率は9インチ以上が約6割ということで、MediaPad T5の方が需要が高そうです。
MediaPad T5は解像度は1,920×1,200ということでMediaPad T5の1,200×800より向上。10インチ前後のタブレットとしては標準の解像度ですね。
HUAWEI MediaPad T5の端末価格
こちらもiPadシリーズと比較してみました。
購入を決定する要素はいろいろありますが、その中でも一番重要なのが端末価格でしょう。
MediaPad T5とMediaPad T3がとにかく優れているのは、端末価格の安さです。同サイズのiPadと比較するとMediaPad T5もMediaPad T3も半額程度の金額です。
iPadは確かに性能がいいのですが、使う人によってはオーバースペックです。10万円を超えるiPad Pro 12.9インチなんかはもはや3Dゲーム機か動画編集用端末です。
ネット検索、読書、動画閲覧、LINE GAMEのような軽いアプリ程度しか使わない人も多いと思いますが、これらが主な用途な人はMediaPad T5でも十分快適に使えます。
MediaPad T5とMediaPad T3は端末価格に7,000円ほどの差がありますが、処理性能がMediaPad T5の方が2倍ほど高いため、サイズや価格と併せて考えてお好みの方を選ぶと良いでしょう。(処理性能については後述します)
HUAWEI MediaPad T5のバッテリー容量
バッテリー容量はMediaPad T5が5,100mAh、MediaPad T3が4,800mAhということでほとんど変わりません。
しかし、画面サイズがMediaPad T5の方が大きいということはその分バッテリー消費も大きいと考えられるため、T5の電池持ちは少し不安が残ります。
同じサイズのiPadだと8,734mAhありますので、比較するとバッテリー容量が小さいことがわかります。
連続使用時間などがわかればもっと比較しやすかったのですが、MediaPad T5, T3ともにHUAWEIの製品ページに記載はありませんでした。
その他の10インチ前後のAndroidタブレットも同年代のものだと6,000mAh~7,000mAhが多いため、電池持ちに関しては控えめと言えます。
端末価格が圧倒的に安いため、これは仕方のない部分ですね。
HUAWEI MediaPad T5の処理能力(CPU, RAM)
CPUはMediaPad T3がクアッドコア(1.4 GHz×4)に対して、MediaPad T5がオクタコア(2.36GHz×4 + 1.7GHz×4)。
RAMはそれぞれ2GBで同じですが、CPUがクアッドコアからオクタコアになったことにより性能は大きく向上しています。
スマホやタブレットの処理性能を測定するソフトとして有名な「Geekbench」では、MediaPad T3のスコアが1,900前後、MediaPad T5が3,700前後。
ベンチマークの測定結果からも、T5の方がT3より倍ほど処理性能が高いことがわかります。
動作が軽いアプリしか使わないとは言えなるべく快適に使いたいという場合は、MediaPad T5を選ぶと良いでしょう。
HUAWEI MediaPad T5のカメラ性能
カメラ性能はMediaPad T5, T3ともにまったく同じです。
同年代のスマホやタブレットは1000万画素を超えるカメラが多い中、かなり控え目な性能です。とは言え、2万円台のタブレットなので値段相応ですね。
タブレットということでカメラ性能に大きな期待をすることは少ないと思いますが、ないよりマシといった感じでしょうか。
HUAWEI MediaPad T5のストレージ容量(ROM, 外部メモリ)
内部ストレージはMediaPad T5, T3ともに16GBということで控え目です。
T5はmicroSDが256GBまで対応しているので、外部メモリを使用すれば容量に困ることはまずないでしょう。
microSDはかなり低価格化が進んでいて、128GBでも3,000円~4,000円程度で購入することができます。
HUAWEI MediaPad T5は「キッズモード」を搭載
MediaPad T3に引き続き、MediaPad T5では「キッズモード」を使用することができます。
キッズモードでは以下の設定ができるため、お子さんがタブレットにかじりつきになるのを防ぐことができます。
- 利用アプリの制限
- 1回の利用制限
- 1日の利用制限
- 休憩時間の設定
また、キッズモードはパスワードを入力しない限り解除することができないため、小さいお子さんにも安心して使わせることができます。
ちなみに上記写真は英語になっていますが、ちゃんと日本語で使うことができるのでご安心を。
HUAWEI MediaPad T5は本体のみで電話ができる
こちらもMediaPad T3に引き続き、MediaPad T5は本体のみで通話を行うことが可能です。
通常の音声出力はスピーカーなため外出時は使いづらいかもしれませんが、イヤホンマイクを使えばそれも解決できます。
タブレットに音声SIMを入れるというケースはあまりないかもしれませんが、データSIMでも通話が出来る方法はありますので、通話に対応していると地味に便利かもしれません。
HUAWEI MediaPad T5の未対応機能、デメリットなどの注意点
- 防水/防塵
- 指紋認証、顔認証などの生体認証
- デュアルSIM
ミドルスペック以上のスマホやタブレットには搭載されていることが多い防水/防塵や生体認証は未対応です。これらは端末価格の安さとトレードオフでしょう。
また、近年のSIMフリー端末では対応していることが多いデュアルSIMも未対応のため注意して下さい。
LINEモバイルでHUAWEI MediaPad T5を購入する方法は?
LINEモバイルで端末を購入するには、SIMカードの契約時に併せて希望のスマホを選択すればOKです。
大手キャリアと同じように分割支払いを選ぶことも可能なので、毎月の料金に含めるイメージで持つことができます。
LINEモバイルでHUAWEI MediaPad T5を購入した場合の月額料金は?
では、LINEモバイルでHUAWEI MediaPad T3を購入した時の月額料金について見ていきましょう。まず、LINEモバイルの料金プランとHUAWEI MediaPad T3の端末価格は以下の通りです。
一括 | 分割 | |
---|---|---|
HUAWEI MediaPad T3 | 26,800円 | 1,160円×24回 |
LINEモバイルのメリットは、なんと言っても人気SNSが使い放題という点です。
LINEモバイルで一番人気のプランは、「コミュニケーションフリープラン」の3GBです。コミュニケーションフリーではLINE, Twitter, Instagram, Facebookが通信量カウントフリーで使い放題となります。
SNSの通信量は想像以上に多く、何気なく使っているだけでも1~2GB消費していることがよくあります。これらの通信量がカウントされなくなるだけでかなり通信量が浮き、他の格安SIMよりも小さいデータ容量プランを選択することができるため、結果的にどこよりも安く毎月の料金を抑えることが可能です。
データSIM コミュニケーションフリー 分割支払いの月額料金
データ容量 | 基本料金 | 端末代金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
3GB | 1,100円 | 1,160円×24回 | 2,260円/月 |
5GB | 1,640円 | 2,800円/月 |
|
7GB | 2,300円 | 3,460円/月 |
|
10GB | 2,940円 | 4,100円/月 |
ソフトバンクやドコモなどの大手キャリアでは端末代金も含めて月7,000円~10,000円かかるところを、HUAWEI MediaPad T5なら10GBを選んだとしても4,100円で済んでしまいます。
家族向けで家で使用することが多く、ほとんどをWi-Fiでまかなうと言う場合は、LINEフリープランを選べば基本料金500円+端末代金1,160円=1,660円/月で使用することができます。
1,000円代でタブレットを使用することができると考えると、かなりコスパが良いですね。
まとめ
HUAWEI MediaPad T5のスペックまとめと、MediaPad T3との比較について解説しました。
重たい3Dゲームのアプリを使いたい、仕事でバリバリ活用したいなどの場合にはMediaPad T5は向きません。
しかしそれ以外の用途…ネット検索、動画閲覧、軽いアプリやゲーム等くらいしか使わないということであれば十分な性能です。
キッズモードが搭載されているということもあり、お子さんのお守り用に自宅や出先でタブレットを使用したいというご家庭には非常に向いています。
MediaPad T3と比べると端末価格が7,000円ほど高いですが、それに見合う分だけの性能の向上は果たしていますし、ご家族で使用する場合は画面が大きいほうが便利な場面が多いのではないでしょうか。
あなたの利用環境に合った方を選ぶ参考になれば幸いです。
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