大手キャリアだと月額料金が7,000円~10,000円かかるのが普通ですが、格安SIMだと1,000円~3,000円程度で利用することができます。

料金だけ見れば大手キャリアより遥かに安いため大きなメリットではあるのですが、安く使える分、デメリトットはやはり存在します。

ただ、実はそれほどデメリットはなかったり代替策があったりするのですが、それを知らず「格安SIM=安かろう悪かろう」のイメージが先行して敬遠している人が多いのも事実です。

そこで今回は、実際に格安SIMを使っている管理人が格安SIM・格安スマホのデメリットについてまとめていきます。あなたにとって本当にデメリットなのかを確かめて見て下さい。

 

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格安SIMのデメリットとは

通信速度が大手キャリと比べると遅い

大手キャリアでは実測値で40Mpbs前後のスピードがどの時間帯でも安定して出ます。

ソフトバンク、au、ドコモは自社で回線を持っているため、回線強化には当然力を入れています。ユーザーが高い金額を支払っているのは、通信速度の強化や維持が理由と言ってもいいくらいです。

対して格安SIMは自社回線を持っておらず、ソフトバンク、au、ドコモのいずれかから回線の一部を借りてサービスを提供しています。

自社回線を持っていないため回線のメンテナンス費がかからない。そのため格安SIMはこんなに安く利用することができるわけです。

しかし、自社で回線を持っていないため回線強化ができない、そして借りているのはあくまでも回線の一部ということで、通信トラフィックの増加に弱いという側面があります。

サービス開始時はユーザーが少なくて快適に使えていたのに、利用者が増えてくるとどんどんスピードが落ちるということは格安SIMではよくあります。

基本的に格安SIMでは10Mbps出れば良い方、ひどいところだと5Mbpsを切る場合もあります。

また、ユーザーの増加とは別に、1日のうちで通信トラフィックが増加する時間帯もガクッと速度が落ちる傾向にあります。

最も通信速度が落ちるのは平日の12時~13時頃。この時間は多くの人にとって仕事のお昼休憩時間であり、みんなが一斉にスマホを使用しはじめるというのが速度が落ちる理由です。

格安SIMの1日の通信量の変化はこんなイメージです。

とある平日の24時間の通信量

平日の12時~13時の間が急激に増えているのが分かりますね。この時間帯に通信速度が落ちてしまうのは、格安SIM共通の弱点です。

と、ここまで聞くと格安SIMはやっぱり安かろう悪かろうなんだと思ってしまいがちですがそんなことはありません。

そもそも大手キャリアで出ている40Mbpsという速度ですが、これほどの速度がそもそも必要あるのか?という点。

あまり気にしたことない人がほとんどだと思いますが、各コンテンツを利用するのに必要な速度はこんな感じです。

各コンテンツに必要な通信速度

実際は10Mbps出れば十分に快適に使える範囲であり、40Mbpsという速度は必要以上の速度であることがわかります。

さらに通信速度は格安SIMのキャリアによっても大きく異なり、中には他よりもスピードがでる格安SIMもあります。

例えば2018年にソフトバンクの子会社化した「LINEモバイル」は格安SIMの中でも通信速度が速く、割と安定しています。管理人は実際にLINEモバイルのソフトバンク回線、ドコモ回線を使用していますが、お昼の時間帯でも十分な速度が出ています。

LINEモバイル ソフトバンク回線の実測通信速度

お昼の時間帯でも10Mbps超え、割と回線が混雑することが多い夕方の時間帯でも20Mbpsを超える速度が出ています。

そしてもう1つ、auのサブブランドという格安SIMの中では珍しい自社回線も持っている「UQモバイル」は、他の格安SIMと比べて通信の速度と安定っぷりは頭一つ抜けています。

UQモバイルの平均速度は35Mbpsなので、大手キャリアと比較しても遜色ありません。

このように、格安SIMによっては通信速度に関してもかなり頑張っているキャリアが存在します。

LINEモバイルはソフトバンクの子会社、UQモバイルはauのサブブランドということで、そういった特殊な格安SIMは強いですね。

「大手キャリアの通信速度より1Mbpsでも落ちるのは嫌だ!」という場合は向きませんが、多少落ちるだけなら気にならないとうことであれば十分に実用的です。

ちなみに、格安SIMは大手キャリアから回線を借りているためサービスエリアが同じ。なのでエリアが狭くて通信が繋がりにくいんじゃないかという心配はありません。

ここは格安SIMと言うと勘違いしている人が多い部分ですが、「格安SIMで通信がつながらない場所=大手キャリアでも繋がらない場所」なのでそこは間違えないでいただきたいところです。

通話料が高くなる可能性がある

大手キャリアは基本プランが24時間通話無料、もしくは5分以内の通話が無料のどちらかのため、場合によっては通話料が高くなる可能性があります。

ただ、最近はLINEなど無料で通話できるアプリが充実しているため、電話番号宛の通話を行う機会が減りました。そのため、実際に格安SIMに変えて通話料金が高くなる人はかなり少ないです。

スマホの市場調査を行っている会社が公開しているデータでも、76.1%の人が1ヶ月の通話が1時間未満という結果になっています。

1ヶ月の平均通話時間

(引用:MMD研究所より)

ドコモ、au、ソフトバンクの基本料金は、24時間通話無料だと2,700円/月、5分以内の通話が無料だと1,700円/月です。

通話料金は大手キャリアも格安SIMも共通して21円/30秒なのですが、2,700円だと64分相当、1,700円だと40分相当です。

先ほどのデータを見てみると、30分未満という人が54.6%。大手キャリアでは使いもしないのにかなりの人が無駄な料金を払っていることが分かります。

また、格安SIMはほぼ漏れなく通話料が半額の10.5円/30秒になるという無料アプリを提供しています。これを使えばたった630円で30分話せることになります。

それ以外にも10分かけ放題などのオプションを提供していることがほどんどなので、格安SIMに変えて通話料が高くなることはほぼありません。

例えば、BIGLOBEモバイルなら830円/月で1回10分までの通話が回数無制限で無料になります。月に40分通話をするなら入っておいたほうがいい計算ですね。

通話定額(かけ放題)を提供している格安SIM
キャリア名条件オプション
月額料金
IIJmio
3分/回
600円
10分/回
830円
U-mobile
60分/月
800円
nuro mobile
10分/回
800円
DTI SIM
10分/回
820円
NifMo
10分/回
830円
BIGLOBEモバイル
10分/回
or 90分/月
830円
LINEモバイル
10分/回
880円

キャリアメールが使えなくなる

ドコモではdocomo.ne.jp、auではezweb.ne.jp、ソフトバンクではsoftbank.ne.jpというキャリアから提供されるメールアドレスが使えます。

格安SIMでは基本的にキャリアメールは使えませんので、乗り換えた時には他でメールアドレスを用意する必要があります。

キャリアメールが使えないとなると、なんとなく不便に感じるかもしれません。

しかし、最近では携帯メールアドレスでないと登録でないサイトはほぼありませんし、Gmailなどのフリーメールの知名度も上がっているため困ることはありません。

そもそも大手キャリア間で乗り換えをした場合でもメールアドレスは変更しないといけません。

むしろGmailを使うようにすれば乗り換えをしてもメールアドレスは変わらず使える、さらに送受信メールの内容もクラウド上に自動保存なので、キャリアメールよりも便利なことがほとんどです。

また、格安SIMにもメールアドレスを提供しているキャリアがいくつかあります。もしどうしてもフリーメールは使いたくないという場合は、メールアドレスを提供している格安SIMを選びましょう。

メールアドレスを提供している格安SIM
キャリア名ドメイン月額料金
楽天モバイル
@gol.com
@rakuten.jp
無料
mineo(マイネオ)
@mineo.jp
無料
NifMo
@nifty.com
無料
UQ mobile
@uqmobile.jp
216円
IIJmio
@iijmio-mail.jp
@miomio.jp
324円

基本的に実店舗がないためサポートはネット完結

格安SIMの料金が安いのは、大手キャリアのように実店舗の公式ショップがなくオンライン完結というのも理由の1つです。

実店舗を展開するためには賃貸料や人件費など多大な費用がかかるため、その分ユーザーが支払う料金が高くなるのも当然です。その料金の高さと引き換えに、ユーザーはショップで手厚いサポートを受けられるわけです。

人によってはプランとか契約内容とかよく分からないから詳しい話を聞きながら手続きしたいとか、困ったことがあった時に気軽にショップに聞きに行ける安心感が欲しいため、ネット完結だとどうしても不安に感じる人も多いようです。

しかし、最近では格安SIMでも実店舗でのサービスを展開をしているキャリアが増えてきました。

一部の格安SIMは大手キャリアのように公式ショップがあったり、そうでないキャリアも家電量販店などで即日契約ができるなど、実店舗で話を聞きながら契約ができる環境が整いつつあります。

どの格安SIMもネットだけで申し込みができますが、どうしても不安という場合は実店舗があるキャリアを選ぶと良いでしょう。

公式ショップがある格安SIM
キャリア名店舗数
Y!mobile
1000店舗以上
イオンモバイル
200店舗以上
楽天モバイル
100店舗以上
UQモバイル
100店舗以上
mineo
10店舗以上
公式ショップはないが実店舗で契約ができる格安SIM
キャリア名即日受取
店舗数
LINEモバイル
600店舗以上
IIJmio
400店舗以上
OCN モバイル ONE
100店舗以上
nuro mobile
30店舗以上

LINEの年齢認証ができないのでID検索が使えない

LINEで友だち追加する方法は4つあります。

  • メールで招待
  • QRコード読み取り
  • ID検索
  • ふるふる検索

このうち、「ID検索」での友だち追加は年齢認証を完了していないと利用することができません。

年齢認証は18歳未満のユーザーをトラブルから守るために行われていますが、年齢認証はLINEとキャリアが協力して行っているものです。

大手キャリアはLINEと連携ができているため問題ないのですが、格安SIMはLINEとのシステム連携がされていないため年齢認証ができません。

しかし、ソフトバンクのサブブランドであるY!mobileと、LINEが運営しているLINEモバイルは例外として年齢認証が可能です。

年齢認証が使えなくて困ることは少ないとは思いますが、どうしてもという場合は上記2つの格安SIMなら回避できます。

 

その他、年齢認証を突破する方法や代替方法はいくつかありますので、どの格安SIMでも一応なんとかなります。

ポイントが貯まらない

大手キャリアでは利用料金に応じて毎月キャリア独自のポイントが貯まるようになっています。

携帯電話は毎月使うものなので、ポイントが貯まるのと貯まらないのとでは地味ながら違ってきます。

格安SIMはもともとの料金が安いため、基本的にはポイント還元はありません。

しかし、一部の格安SIMは利用金額に応じたポイントの付与を行っているところがあります。

ポイントの還元率は格安SIMによってさまざまですが、料金が安い上にさらにお得に使えるということであればこんなに嬉しいことはありませんね。

キャリア名ポイント還元
楽天モバイル
月々の支払い
100円につき1ポイント
DMMモバイル
月々の支払い
10%分
OCN モバイル ONE
毎月40ポイント

キャリア決済が使えない

大手キャリアの場合、アプリの購入、アプリ内課金、通販サイトの支払いにキャリア決済が使えます。

キャリア決済を使えば、支払った金額が月額料金などと合わせて請求がされるため、クレジットカードを持っていなくても気軽にさまざまな料金の支払いができます。

基本的に格安SIMではキャリア決済は提供していないのですが、ソフトバンクのサブブランドであるY!mobile、auのサブブランドであるUQモバイルは例外としてキャリア決済が使えます。

最近はキャリア決済でしか支払いができないコンテンツは減っているため、クレジットカードで代用できる人は問題ないかと思いますが、どうしてもという場合は上記2つを選ぶと良いでしょう。

クレジットカードが持てない場合はデビットカードを使う、iTunesやGoogle Playはコンビニで売っているそれぞれのカードを購入するなど、代替方法を使えばそれほど困る場面は少ないと思います。

ちなみにキャリア決済が使いないというのは、逆に考えればお子さん向けに渡す場合には勝手にアプリの購入や課金をされる心配がないため安心とも言えます。

キャリア決済が使える格安SIM
キャリア名有料アプリ
購入
アプリ内
課金
通販
支払い
Y!mobile
UQモバイル

格安スマホのデメリットとは

格安スマホは格安SIMを指すことがほとんどですが、「端末価格が安いスマホ」と思っている方もいるため、格安SIMで取り扱っている安いスマホに関してもお話しておきます。

国産スマホでないことがほとんど

現在は大手キャリア以外でもスマホ端末を購入できる方法がたくさんあり、価格が安いスマホ端末もかなり増えました。

格安SIMで取り扱っているスマホは基本的に海外産のスマホで、大手キャリアの端末と比べると価格が安く、あまり聞いたことのない機種も多いため性能が心配という人もいるようです。

確かに大手キャリアでは性能の高いスマホが取り扱われていますが、端末価格が異常に高く、中には10万円を超えるものもあります。最近のスマホはオーバースペックなので、それほどの性能が必要ない場合がほとんどです。

格安SIMでは1~3万円台のスマホが多く、最も高いもので6万円台。すば抜けた性能のスマホが欲しい場合には向きませんが、逆に格安スマホは価格に対する性能のコスパが非常に良いもがたくさんあります。

分かりやすく比較するために、大手キャリアと格安SIMで取り扱われている端末の一部をピックアップして、性能と端末価格をまとめてみました。

性能はCPUやRAMからだけでは判断できないため、スマホの2大ベンチマークソフトであるGeekbenchとAnTuTuのスコアを記載しました。(Geekbenchはマルチコア、AnTuTuは総合のスコア)

大手キャリアで販売さているスマホの性能と端末価格の例
機種名Geek
bench
AnTuTu端末価格
AQUOS zero
8,885
283,225
89,980円
Galaxy S9+
8,671
264,099
112,320円
Xperia XZ3
6,849
252,452
99,360円
Galaxy Note8
6,408
20,4962
62,980円
AQUOS
sense2 SH-01L
3,820
72,469
29,800円
arrows
Be F-04K
3,824
71,226
25,800円
格安SIMで販売されているスマホの性能と端末価格の例
 Geek
bench
AnTuTu端末価格
ZenFone
Max(M2)
4,823
103,323
26,500円
ZenFone 5
5,055
139,747
52,800円
HUAWEI
nova lite 3
5,211
128,056
26,880円
ZenFone
Max Pro(M2)
5,539
130,839
35,500円
HUAWEI
P20
6,626
207,112
69,800円

例えば、価格が約26,000円でほぼ同じであるarrows Be F-04KとHUAWEI nova lite 3だと、HUAWEI nova lite 3の方がGeekbenchのスコアは約1.4倍、AnTuTuのスコアは約1.8倍と性能が高めです。

さすがに3万円以上離れている機種には勝てませんが、国産スマホではないからと言って性能が低いわけではないことが分かりますね。

格安SIMは本当にやめておいたほうがいいのか?

大手キャリアと格安SIM、どちらも一長一短なのですべての人にとってどちらが良いとは言い切れません。

しかし、ここまで読んでいただいたら、思っていたより格安SIMが優れていることが分かったのではないでしょうか。

何事も高ければ質が良いのは当たり前ですが、ちゃんとした知識を持って高いものを選ぶのは良いことです。

ただ、スマホに関しては詳しい知識を持てる機会が少なく、なんとなくで使っている人が多いのが現状です。そのため必要以上のものに高いお金を払ってしまっています。

格安SIMも昔は確かにあまりおすすめできるものではありませんでしたが、最近は「格安SIM=質が悪い」ではなく、「格安SIM=料金は安いが価格相応以上」というレベルになっています。

ここからは、格安SIMを選ぶならどこが良いのかをここまでの話も踏まえて解説していきます。

UQモバイルなら格安SIMのデメリットの多くをクリアできる

  
通信速度快適
通話料通話定額あり
(基本料金込)
キャリアメール@uqmobile.jp
実店舗公式ショップあり
LINE年齢認証
ポイント
キャリア決済使用可

UQモバイルはauのサブブランドということもあり、通信の平均速度は35Mbpsと大手キャリアの速度にかなり近く快適に使えます。

また、格安SIMの中では例外的存在で自社回線も持っているため、お昼のような混み合う時間帯でも速度が落ちづらいのもポイントです。

格安SIMに乗り換える上で多くの人が一番気にするのが通信速度なので、価格が安くて通信速度に不満なく使えるというのは素晴らしいですね。

その他、キャリアメールあり、公式ショップあり、キャリア決済使用可(通販サイトは不可)ということで、他の格安SIMだとネックになる部分もクリアされています。

ポイントが貯まらないのは残念ですが、そもそもの料金が安いので影響は少ないです。LINE年齢認証に関しては、ご紹介した代替方法を使えば問題ないでしょう。

料金に関しては他の格安SIMに比べると少し高めですが、なるべく大手キャリアに近い環境で使いたい場合におすすめです。

 

LINEモバイルなら通信速度も良好でSNSが使い放題

  
通信速度良好
通話料通話定額あり
(オプション)
キャリアメール
実店舗即日受取店舗あり
LINE年齢認証認証可
ポイント
キャリア決済

UQモバイルほどクリアできている項目は多くないですが、格安SIMの中では通信速度が速く、混み合う時間帯でも比較的安定してネットが使えます。

また、LINE, Twitter, Instagram, Facebookの4大SNSが使い放題というのが他の格安SIMにはない強みです。

上記4つの中でも、TwitterとInstagramは使用頻度が高いと通信量がかなりかさみます。

使い放題になって通信量が浮くと、そのぶん大手キャリアで使っていたデータ容量より下げることができ、さらに料金を安くできます。

もともとの料金も安いですが、毎月1,000円以上安くなるキャンペーンも行っているのでかなりお得に使うことができます。

 

まとめ

格安SIM、格安スマホのデメリットについて解説しました。

大手キャリアに比べると確かに劣る部分はありますが、月額料金が安いため仕方ない部分です。

ただし、どのデメリットもそれほど気にならないものだったり代替方法があったりと、実際はそこまでではありません。通信速度に関してもちゃんとした格安SIMを選べば使えなくてイライラすることもありません。

「格安SIM=安かろう悪かろう」の時代は終わって、価格相応以上の使い勝手になっています。大手キャリアで料金を払いすぎているあなたは、ぜひこの機会に格安SIMへの乗り換えを検討してみて下さい。

 
 

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