LINEモバイルはSNSがカウントフリーで使い放題って聞いたけど、それってオプションとか別料金じゃないの?とあなたは思ったかも知れませんが、LINEモバイルの使い放題は無料です。
しかも手続きや設定不要で使えるため面倒な手間もありませんし、LINE, Twitter, Instagram, Facebookの4大SNSを毎月1,000円台から使うことができてしまいます。
そこで気になるのは、対象アプリが本当に全部使い放題になるのか?というところです。実は、使い放題の対象アプリでも機能によってはカウントフリーにならないものもあります。
今回は、LINEモバイルの特定SNSが通信量カウントフリーになる「データフリー」の詳細や対象範囲、他社格安SIMの使い放題との比較について解説していきます!
LINEモバイルのSNSカウントフリー(使い放題)の詳細と他社格安SIM比較
LINEモバイルのSNSカウントフリーは無料かつ手続き・設定不要で使える
特定のSNSが通信量カウントフリーで使い放題になるLINEモバイルの「データフリー」は、追加料金なし・オプション加入も必要ないため、特別な手続きや設定をすることなく使用することができます。
どのSNSが使い放題になるかはプランによって変わります。
一番人気なのは、いわゆる4大SNSと言われているLINE, Twitter, Instagram, Facebookが使い放題の「コミュニケーションフリープラン」です。
大手キャリアだとソフトバンクのデータ定額サービス「ウルトラギガモンスター」が特定のアプリ使い放題で似ていますが、Twitterが対象アプリに入っていません。
そして大手キャリアでは料金がデータ定額料だけで6,000円もかかってしまうため、基本料などを含めると月7,000円~10,000円とかなり高額です。
LINEモバイルだと月1,000円台から使えるので、大手キャリアと比較すると月5,000円以上も安くなります。この金額で通信量を気にせず使えるのは非常に大きなメリットですね。
LINEモバイルのSNSカウントフリーはデータ残量がなくなった後も通信速度制限の影響を受けない
大手キャリアでも格安SIMでも、契約プランによって使用することができるデータ容量はひと月ごとに上限が決まっています。
このデータ容量を超えてしまった場合、その月は締め日まで通信速度が低速化する、いわゆる「通信速度制限」の状態になります。
誰しもが一度は経験したことがあると思いますが、速度制限後はどのキャリアでも通常の1000分の1以下の速度になるため、ネット検索すらストレスを感じるレベルになってしまいます。
しかしLINEモバイルのデータフリー対象SNSは、データ容量の上限に達してしまった後も速度制限の影響を受けることなく、高速通信でサクサク使うことができます。
普通なら次月になるまで低速通信のまま我慢するか、データ容量を追加購入するかのどちらかですが、SNSアプリが使い放題であれば速度制限にかかってしまった後でもかなり不便は少なくなります。
また、通信速度自体も格安SIMの中では速い部類のため、使い放題を快適に使えるというのも強みです。
LINEモバイルのSNSカウントフリーはデザリングで利用している端末も有効
最近ではデザリングの認知度も高まり、モバイルWi-Fiを使わずにスマホのテザリングでタブレットやパソコンのネットを使う人も多くなりました。
LINEモバイルのSNSデータフリーはテザリングで接続した端末でも有効なため、複数の端末で共有して使用することができます。
「パソコンの場合だとアプリじゃなくてブラウザから接続することになるけど大丈夫なの?」と思うかも知れませんが、ブラウザで対象SNSを使用した場合も通信量カウントフリーになります。
ちなみにスマホの場合でもアプリからの接続である必要はなく、Safari, Chrome, Firefoxなどのブラウザから対象SNSを使った場合も使い放題が適用されます。
LINEモバイルと他社格安SIMのSNSカウントフリーを比較
DMMモバイルの「SNSフリー」オプション
- 「SNSフリー」はオプションのため月額250円(税抜)が発生
- 公式アプリ以外はカウントフリーにならない可能性あり
- オプション加入者は対象アプリの通信速度が大幅に遅くなる
DMMモバイルの場合は「SNSフリー」というオプションに加入することでSNSを使い放題にすることができます。
SNSフリーオプションの最大のデメリットは、オプション加入時に対象SNSを使用すると通信速度が大幅に遅くなるという点です。
こちらに関してはDMMモバイルから公式的に「SNSフリー対象アプリ使用時は別回線を使用している」との回答があります。SNSフリーオプションの契約者が大量に通信を行うことで回線が圧迫され、その影響がオプション非契約者に及ぶのを防ぐためだと思われます。
実際にどれくらい通信速度が遅いかですが、SNSフリーオプション契約者のみなさんの声を聞くとその日のうちにオプション解除したくなるほどひどいことが分かります。
開通初日にしてDMM mobileのSNSフリーを解約。
遅いどころかTwitter繋がらない…さすがに話にならない。
明日反映っぽいので、今日はまだ生きてるiPadのIIJ回線を使います…
残り1GBしかない…早く残り2枚のSIMも届いてくれ…— 桜庭サケン (@skn_649) 2018年1月25日
遅くなるとは言っても実用的な範囲の速度なら良いのですが、繋がらないレベルのスピードでは意味がありません。
追加料金を払ってるのに不便になるなんてあり得ませんので、DMMモバイルのSNSカウントフリーは使えないと考えたほうが良いでしょう。
DTI SIMの「見放題SIM」「20’s SIM」
- 対象アプリにYouTubeが入っているがSNSはTwitterのみ
- 「見放題SIM」はデータSIMのみでデータ容量固定
- 「20’s SIM」の音声SIMは24ヶ月の最低利用期間がある
- プラン変更ができない
格安SIM「DTI SIM」には「見放題SIM」「20’s SIM」というものがあります。
データ容量が決まっている通常のSIMもあるのですがそれとは別枠扱いのため、見放題SIMと20’s SIMはプランではなくまったく別のSIMと考えた方が良いです。
そのため、見放題SIMと20’s SIMは他のSIMに変更することはできません。
見放題SIM
見放題SIMはYouTubeとTwitterのカウントフリーに対応しているSIMです。YouTubeが対応しているので便利ではありますが、SNS系はTwitterのみなので、どちらをよく使うタイプなのかによって変わってきます。
デメリットはデータSIMしかないためメイン回線としての利用は難しい点、データ容量が7GB固定なので調整がしにくいという点です。
サブ回線で使うとしても月額2,430円で7GBというプランしかないため、YouTubeだけで毎月何十GBも使ってるという人以外は損をする可能性大です。
20’s SIM
20’s SIMはその名の通り20代向けということで、YouTubeとTwitterに加えてマイナビが使い放題に含まれている珍しいタイプのSIMです。
とは言え、そもそもマイナビを使うのにそんなにデータ容量がかかるわけではないので、正直このSIMのコンセプト自体がかなり謎です。
データSIMは2,880円、音声通話SIMは3,980円、どちらもデータ容量は7GBです。音声通話SIMがあるのは便利ですが、音声SIMに限り24ヶ月の最低利用期間があるためちょっと手が出しづらいです。
金額的に見ても、これなら見放題SIMでよくない?というかなり使う人を選ぶ仕様になっています。
DTI SIMとLINEモバイルを比較すると
DTIの見放題SIMは2,430円/月で7GB固定かつデータSIMのみでしたが、LINEモバイルはすべてのプランでデータSIMと音声SIMが選択できる上、音声SIMの3GBなら1,690円/円で使うことができます。
対象アプリが異なるためすべての人にとってLINEモバイルの方がいいとは言えませんが、音声SIMが使える、月額料金が安く済む、カウントフリー対象アプリが多いという点ではLINEモバイルの方が使い勝手が良いです。
LINEモバイルのSNSデータフリーの対象範囲
LINEモバイルのデータフリーは対象アプリが使い放題とは言っても、機能によってはデータ通信がカウントされるものがあります。
どのアプリにも共通しているのは、「外部リンクへの接続」「ライブ動画の閲覧&配信」は対象外だということです。
投稿内容に記載されている外部サイトのURLをクリックするとそのサイトに飛びますが、こちらはアプリ上での閲覧でも通信量がカウントされます。とは言ってもサイト閲覧程度なら通信量は少ないため、こちらはそこまで影響はないかと思います。
注意したいのはライブ動画の閲覧と配信。LINE、Twitter、Instagram、Facebookにはいずれもライブ機能が搭載されていますが、ライブに関するサービスはどのアプリもデータフリー対象外です。
ライブ動画の閲覧は普通ならそれほど頻度が高いものではないので大丈夫かと思いますが、色んな人のライブ動画を見まくっているとか、自分で配信を行っているという場合は向きません。
外部リンクへの接続もライブ動画の閲覧&配信も、SNSアプリでそこに特化して使っているという人は稀ですので、基本的には問題はないでしょう。
その他はアプリごとに対象機能が異なりますので、ここからお話する各アプリのデータフリー対象範囲を参考にして下さい。
LINE(ライン)のデータフリー対象機能・範囲
- 「トーク」の利用
- 音声・ビデオ通話
- タイムラインの投稿、カメラリレーの利用&閲覧
- 「友だち」の閲覧、追加
- 「ニュース」のトップ&カテゴリ閲覧
- 「ウォレット」のトップ閲覧
- スタンプ&着せかえのダウンロード
- アカウント設定
- 外部リンクへの接続
- グループ内LIVE
- 「ニュース」の詳細閲覧
- スタンプショップの利用
- 着せかえショップの利用
- LINE Pay、送金、コードリーダー、請求書支払い、LINEポイントの利用
Twitter(ツイッター)のデータフリー対象範囲
- ツイートの投稿&閲覧(画像、動画含む)
- トレンド、モーメント、通知、メッセージの利用
- プロフィール、設定とプライバシーの編集
- ウェブブラウザでの利用
- 外部リンクへの接続
- YouTubeなど動画サイトの閲覧(投稿動画ではないもの)
- Twitter公式以外のアプリでの利用
- ライブ動画の配信&閲覧
Facebook(フェイスブック)のデータフリー対象範囲
- フィードの閲覧&投稿(画像、動画含む)
- リクエスト、お知らせ、その他の閲覧&利用
- プロフィール、設定とプライバシーの閲覧&編集
- ウェブブラウザでの利用
- 外部リンクへの接続
- YouTubeなど動画サイトの閲覧(投稿動画ではないもの)
- ライブ動画の配信&閲覧
- Messengerの利用
Instagram(インスタグラム)のデータフリー対象範囲
- タイムラインの閲覧&投稿(画像、動画含む)
- ストーリーズの閲覧&投稿(画像、動画含む)
- 検索の利用(画像、動画含む)
- アクティビティの利用
- メッセージの利用
- プロフィールの閲覧&編集
- ウェブブラウザでの利用
- 外部リンクへの接続
- ライブ動画の配信&閲覧
LINE MUSIC(ラインミュージック)のデータフリー対象範囲
- ホーム、カテゴリ、検索、マイミュージックの利用
- 音楽&音声の視聴
- オフライン再生のための音源保存(音楽のダウンロード)
まとめ
LINEモバイルのSNSカウントフリーについて解説しました。
LINEモバイルの使い放題は対象アプリが多い、料金が安い、そして通信速度も格安SIMの中では速い部類のため、使い勝手もコスパも非常に高いです。
「使い放題は魅力的だけど通信速度が本当に快適かちょっと不安…」という場合は、データSIMであれば最低利用期間なしで即解約もOKなので、一度試してみると良いかもしれません。
お試し方法の詳細はこちらにまとめているので、気になったあなたは参考にして下さい!
LINEMOは1.2万円分のPayPayプレゼント
ちなみにLINEMOでは
- 新生活応援キャンペーン2024(~5/7)
スマホプラン 12,000円分のポイント還元 - データ追加購入が半年間おトクキャンペーン
+3GB/月プレゼント(ミニプランが6GB) - 新規契約でフィーバータイム(~5/7)
スマホプラン6千円分
ミニプラン3千円分のポイント還元