ソフトバンク エアーは格安SIM/スマホでも使えるのか?

Softbank Airは、設置工事不要、複雑な設定なし、コンセントに挿すだけで簡単に使用できる家庭用の据え置きWi-Fiの名称です。

では、格安SIMのユーザーがSoftbank Airを使いたいとなった場合、何かメリットがあるのでしょうか?それとも使えない等のデメリットがあるのでしょうか?

今回はSoftbank Airを格安SIMで使えるのかについてと、Wi-Fiを安く利用するための方法について解説します!

Softbank Airは格安SIMでも使えるのかどうか

Softbank AirはSIMフリーではないため格安SIMでは使用不可

Softbank Airには「Airターミナル」「Airターミナル2」「Airターミナル3」「Airターミナル4」の4種類があり、仕様に応じて大きさ、重さ、通信速度が若干異なります。

利用が集中する夜の時間帯には速度が遅くなるといった不具合もあるようですが、これ1台でパソコン、スマートフォン、ゲーム、プリンターにつなぎ放題、使い放題は魅力的です。

そんなのSoftbank Airですが、SIMフリーではありません。SIMカードを挿入する箇所はあるものの、格安SIMのカードに入れ替えしたら繋がるというわけでもありません。

よってSoftbank Airを解約した場合、本体がレンタルしていたものならば返却、購入していたものなら廃棄という扱いになります。要するに、使えないのです。

大手キャリアから格安SIMに乗り換える時は、本体を持ち込んでSIMカードだけ変えれば使えるので、同じようなものかな?と思われた方もいるでしょう。

しかし、持込端末のように、会社が変わってもSIMカードの抜き差しをすればお得に使えるものではないということを知っておいてください。

Softbank Airよりもモバイルルーターを格安SIMで使うのがおすすめ

Softbank AirはSIMフリーではありませんが、他のWi-Fi端末も全て同じかというと、それは誤りです。格安SIMに対応しているモバイルルーターの端末もあります。

便利なのは嬉しいことですが、大手キャリアしか選択肢がない時代に比べると、格安SIMが参入したことでそれぞれのメリット、デメリットを見極める必要がでてきています。

利用料金が安いだけではなく、海外でも対応しているもの、短期間に乗り換えても違約金が発生しないもの、料金プランの豊富さ等ポイントはたくさんあります。

大手キャリアで購入したモバイルルーターなら、格安SIMで同じ種類の回線を選択すれば基本的には使えます。例えばソフトバンクで購入したモバイルルーターなら、格安SIMでソフトバンク回線を選ぶといった感じです。

ただし、契約をする前に各格安SIMの公式サイトで動作確認済み端末をチェックすることをおすすめします。

その他にも、SIMフリーのモバイルルーター端末を購入して使用するという手もあります。Amazonなどでも安いものなら1万円以下で買えるので、格安SIMと組み合わせればかなりコストを抑えられます。

Softbank Airが有名なので、「自宅のWi-Fi=Softbank Air」と考えがちですが、それ以外の選択肢もたくさんあります。

スマホに格安SIMを挿れてテザリングで使うのもあり

家の中で快適にWi-Fi端末を使いたいという要望がある方におすすめしたいのが、格安SIM本体を活用する方法です。

家庭内で余っているスマホ端末はありませんか?それに格安SIMのカードを入れてテザリングさせれば、Softbank Airのようなモバイルルーターに早変わりします。

もし使っていない端末がなくても、大丈夫です。格安SIMで安い端末を購入すればよい話で、初期費用は高くつくかもしれませんが、長く使うのであればモバイルルーターを購入するより出費の合計は安くなります。

格安SIMでは、「データ通信専用」というSIMカードも取り扱っているので、それを購入すれば月々1,000円以下から利用することができます。

端末もテザリング機能だけ、デザインや色なんかは気にしないというのであれば、24分割で購入しても1,000円に満たない端末が売られています。

Softbank Airの利用料金が約5,000円と考えると、端末代を含めても半額以下で使える格安SIMの方が圧倒的にお得なことが分かります。

Wi-Fiとして使うのにおすすめの格安SIM

BIGLOBEモバイル:Wi-Fi&テザリングでもYouTube等が使い放題

プラン
音声SIM
データSIM
+SMS
データSIM
タイプD
タイプA
タイプD
タイプA
タイプD
1GB
980円
税込1,078円
-
-
3GB
1,200円
税込1,320円
1,020円
税込1,122円
900円
税込990円
6GB
1,700円
税込1,870円
1,570円
税込1,727円
1,450円
税込1,595円
12GB
3,400円
税込3,740円
2,820円
税込3,102円
2,700円
税込2,970円
20GB
5,200円
税込5,720円
4,620円
税込5,082円
4,500円
税込4,950円
30GB
7,450円
税込8,195円
6,870円
税込7,557円
6,750円
税込7,425円
タイプD=ドコモ回線 タイプA=au回線
エンタメフリー・オプション
音声SIMの場合:280円/月
データSIMの場合:980円/月

データ消費ゼロで使い放題のアプリ
YouTubeAbemaTVU-NEXTYouTube Kids
Google Play MusicYouTube MusicApple MusicSpotify
AWAAmazon MusicLINE MUSICradiko.jp
らじる★らじるdヒッツRecMusicdマガジン
dブックFacebook Messenger

BIGLOBEモバイルは、動作確認端末により確認できた機種であれば、テザリングを利用できます。

BIGLOBEモバイルでの最大の特徴は、人気の「エンタメフリー・オプション」がテザリングによる視聴でも適用されるという点です。

「エンタメフリー・オプション」は、You TubeやU-NEXT等の主要な動画コンテンツを見てもデータ消費制限なしに見られるサービスです。

利用料金は音声通話SIMで月々280円、データSIMで月々980円となっていますが、初めての契約者には使用料金6ヶ月無料というキャンペーンが行われることもあります。

その他無料で使えるサービスも充実しており、これから新規に契約を考えている人にはお得がたくさんあるということでおすすめしたい格安SIMです。

UQモバイル:通信速度にこだわるならこれ一択

プラン名月額料金節約モード/
速度制限時
くりこし
プランS
(3GB)
1,480円
税込1,628円
最大300kbps
くりこし
プランR
(15GB)
2,480円
税込2,728円
最大1Mbps
くりこし
プランL
(25GB)
3.480円
税込3,828円
最大1Mbps

UQモバイルもテザリングができる格安SIMですが、注目したいのがその通信速度です。UQモバイルはauの関連会社ですから、設備等が十分整っているのです。

節約モードで利用すれば、低速通信になる代わりにすべてのコンテンツのデータ消費ゼロという使い方もできます。

また、余ったデータは翌月繰越になる等、契約者の欲しいサービスがたくさん揃っています。

UQモバイルは通信速度が速いということでもともと口コミの高い会社ですから、料金だけではなく通信速度にもこだわりたいという方でしたらこちらがベストかと思います。

まとめ

Softbank Airから格安SIMのテザリングまで色々まとめましたが、どれが一番お得で、そしてどれが自分にあったプランか参考になりましたか?

格安SIMは通話料が安いという点に注目されがちですが、安くネット環境を整えるという点でも有効に使えるので、賢く利用しましょう。