
LINEMO(ラインモ)は初月、つまり契約した一番最初の月の基本料金が日割りになります。
「それならどのタイミングで契約しても契約しても問題ないな」と思うかもしれませんが、現在契約しているキャリアによっては申込みをするべきタイミングが異なります。
今回は、LINEMOを最もお得に利用できる契約タイミングについて解説します。
LINEMOで初月に発生する料金について
月額基本料 | 初月は日割り |
---|---|
契約事務手数料 | 無料 |
締め日 | 末日 |
初月の月額基本料は日割り計算になりますが、これだけに気を取られてしまうと、場合によっては1,000円~3,000円程度損をしてしまう可能性があります。
申し込み方法によってお得に利用できる契約タイミングが違うため、このあとお話するケースのどちらに当てはまるかで申し込みタイミングを決めて下さい。
LINEMOの契約開始日について
- 初めて通信を行った時点で課金開始
- 通信を行わない場合は契約登録日から10営業日で自動で課金開始
- 回線切替手続きが完了した時点で課金開始
- 回線切替手続きを行わない場合はSIMカード到着から7日目に自動で回線切替
新しい電話番号で申し込みをする場合と、番号そのままで他社からLINEMOへ乗り換え(MNP)する場合とで、契約開始日は異なります。
新規電話番号の場合は、SIMカードが到着してからスマホに挿入、APN設定をして通信が成功した時点で課金が開始されます。通信を行わなかった場合も、日数経過で自動的に課金開始されます。
乗り換えの場合、SIMカードが届いてからAPN設定とは別途、回線切替手続きを行って初めてLINEMOが使えるようになります。
回線切替手続きを行うまでは移転元キャリアのSIMカードはまだ利用できる状態です。回線利用手続きを行うことでLINEMOの課金が開始され、移転元キャリアは自動的に解約されます。
もしSIMカードが到着してから回線切替手続きを行わなかった場合、7日経過で自動的に回線切替が行われます。移転元キャリアのSIMカードはその時点で使えなくなるため、SIMカードが届いたら必ず手動で回線切替手続きを済ませましょう。
新しい電話番号で新規契約する場合はいつでもOK
新規電話番号で契約する場合、LINEMOの月額基本料は日割り計算になるため、どのタイミングで契約しても損することはありません。
例えば3月1日に契約申し込みをした場合、以下のようなスケジュールになります。
- 3月1日:契約申し込み
- 3月2日:契約完了、SIMカード発送
- 3月3日:SIMカード到着、通信設定を行い課金開始
申し込み完了後、12:00までに審査完了した場合、その日のうちにSIMカードが発送される可能性があります。その場合は上記スケジュールよりも1日早くなります。
オプション料金については日割りは適用されませんし、通話料に関しては使った分だけ当然発生しますので注意して下さい。
乗り換え(MNP)で新規契約する場合は締め日前がおすすめ
乗り換えでLINEMOに申し込みをする場合は、移転元キャリアの締め日前に申し込みをするのがおすすめです。
理由としては、大手キャリアの場合、基本的に毎月の料金は日割り計算が効かないからです。
締め日はキャリアによって異なります。
ドコモ
|
月末 |
---|---|
au
|
月末 |
ソフトバンク
|
10日、20日、月末 |
ドコモとauは月末で統一されていますが、ソフトバンクは10日・20日・月末の3通りで、人によって締め日が異なります。事前にショップやウェブなどで自身の締め日をしっかり確認しておきましょう。
大手キャリアの場合、一番使われているプランだと、基本料金(通話し放題)2,700円+パケット定額料5,700円+ウェブ基本料(spモード等)300円=8,700円(税抜)。
月初にLINEMOを契約した場合、これらの移転元の料金とLINEMOの料金が満額かかってしまいます。そのため、3GBプランであれば900円、20GBプランであれば2,480円分損をすることになります。
1回線ならまだ軽いかもしれませんが、家族などで複数回線乗り換えするとなると結構な金額になります。例えば5人で20GBプランに乗り換える場合、2,480円×5回線=12,400円とバカになりません。
LINEMOの初月料金が日割りになるからと、何も考えずに月初に契約するともったいないため、乗り換えの場合は気をつけて下さい。
締め日ギリギリの申し込みはNG!余裕を持って申し込もう
締め日前が良いからといって、締め日ギリギリに申し込みするのはおすすめしません。
その理由は、SIMカードが届く日数は場所やその時の状況によって前後する可能性があるからです。
確かに、うまいことピッタリ締め日にLINEMOのSIMカードが届くように注文をして乗り換えを完了すれば、大手キャリアは締め日で解約ということもできなくはありません。
しかし、開通が遅れて締め日をまたいでしまったら、大手キャリアの課金が一月分多くなって損をすることになります。
その他、入力内容に不備があったりして審査に落ちて再申し込みが必要になるなど、思ったより日数がかかってしまう可能性もあります。
締め日ギリギリの申込みは避け、ある程度日数に余裕を持つようにしましょう。
まとめ
LINEMOをお得に利用するための契約タイミングについて解説しました。
今回のお話をまとめますと、以下の通りです。
・新しい電話番号でLINEMOに申し込む場合→いつでもOK
・乗り換え(MNP)でLINEMOに申し込む場合→締め日前がおすすめ
ご自身の締め日をしっかり把握して、ベストなタイミングで乗り換えて下さい。