格安SIMに乗り換える時注意しなくてはならないのが通信速度です。
ネット社会の現代において、ネットが中々繋がらない格安スマホでは、キャリアから変更した後に後悔することになります。
格安SIMは大手キャリアに比べると通信速度が遅いというイメージがあるかもしれませんが、格安SIMの中でも通信速度が速い会社はいくつかあります。
この記事では、その中でも通信速度の速い3つの格安SIM会社について解説します。
格安SIMと大手キャリアの回線の違いについて
格安SIMは大手キャリアから回線を借りている
大手3大キャリアはそれぞれ独自の回線を持っています。3大キャリアの料金が格安スマホより高いのは、回線を強化、維持していくために費用がかかるという理由があります。
一方、格安SIMは独自の回線を持っている会社も存在しますが、基本的に3大キャリアに比べると通信速度はどうしても劣ります。というのも、ほとんどの格安SIMは大手キャリアから回線の1部分を借りて運営しているからです。
ただ、それにより設備費を最小限に抑えられ、さらにコストがかかる実店舗数も抑える事ができるので、格安SIMという名の通り月々の料金が安く済んでいるというメリットもあります。
格安SIMの通信速度が大手キャリアより遅くなる理由
先ほどもお話しましたが、格安SIMは大手キャリアの1部だけを借りているため、大手キャリアに比べると通信速度が劣ります。
中でも通信速度が遅くなる時間帯は、皆が使用する時間帯です。なぜ皆が使用する時間帯に通信速度が遅くなるかというと、単純にそれだけ沢山の人が使用しているからです。
例えるなら、道路の渋滞です。空いている時はサクサクと進みますが、混んでいる時は中々進まないですよね。スマホも同じです。
1日の中で一番通信速度が遅くなるのは、平日の12時~13時です。この時間は会社のお昼休みにあたるので、多くの人が一斉にスマホを使い始めます。
これは格安SIM全体が抱える共通のデメリットであり、月額料金が安い分、仕方がないことだと言えます。
ただ、大手キャリアの通信速度は多くの人にとって必要以上の速度である場合があります。次項でお話する、快適に使える通信速度を見てもらえればそれが分かるでしょう。
通信速度はどれくらいあれば快適に使用できるのか
スマホを使用していてネット環境が悪く繋がらなかったりするときに、遅いなと感じる事があると思います。しかし、実際にどの位の速度があれば快適に使用できるのかは、知らない人も多いのではないでしょうか。
実際にインターネットを使用する時に快適に使用できる目安は使用するコンテンツにもよりますが、LINEやメールなら1Mbps程度、Webの閲覧なら2Mpbs程度、YouTubeの動画を観るのでも低画質なら3Mbps程度あれば十分です。
大手キャリアの場合だと30Mbps~40Mbps出ますが、それほどの通信速度は実際に必要ない可能性が高いです。ただ、感じ方は個人によって違いがあるので、あくまでも一般論として覚えておいて下さい。
通信速度が速い格安SIM
UQモバイル
UQモバイルは2年連続お客様満足度ナンバー1に選ばれている格安スマホ会社です。
「Try UQ mobile」を利用すれば15日間無料で使えるので、実際に通信速度が速いか、節約モードの場合の通信速度も確認できるのでじっくり検討できます。
費用も1,480円/円からと安く、自宅のインターネットとスマホを併せて利用すると6,000円/月から費用を抑えることができます。
手動で節約モードに切り替えもできるため、上手く活用すればデータ消費をせずに使用することができ、さらに費用を抑えられます。
不明な点があれば、全国のUQスポットで対応してくれるというのも大きなメリットです。
通信速度も同じくナンバー1に選ばれているUQモバイルですが実際に通信速度が速いのか、原因について詳しく説明していきますので参考にして下さい。
UQモバイルはauのサブブランド
UQモバイルはKDDIが100%出資している子会社です。UQモバイルを経営しているのはUQコミュニケーションズ株式会社で、KDDIがメイン株主として活動しています。
その為、UQモバイルは回線を選ぶ事が出来ずau以外の回線を使用することはできませんが、そこはSIMロック解除すれば対応できます。
au回線しかない代わりにKDDIという大手ブランドの安心感があるのは、多くの人にとってメリットになるのではないでしょうか。
UQモバイルはau回線+自社回線のため高速
UQモバイルの通信が早い理由は、親会社がKDDIということもあり、間に事業者を通さないからです。
他社の格安スマホはキャリアから1部分のみ借りているので通信速度が遅くなりますが、UQモバイルはauと同じサーバーを利用しているので、通信が他社のスマホに比べて速いです。時間帯によっては大手キャリアと遜色ないスピードが出ます。
また、UQモバイルはau回線だけでなく、WiMAXという自社回線があるのも通信速度が速い要因の1つです。WiMAXはモバイルWi-Fiルーターとして昔から有名ですね。
Y!mobile
Y!mobileはスマホ満足度3年連続ナンバー1に選ばれているスマホ会社です。
1番お得に利用できるプランだと、月額料金は1,080円です。プランに10分以内の通話無料が含まれているので、電話を頻繁にかける人にもおすすめです。
Yahoo!プレミアムが通信料の中に含まれていて、ヤフーショッピングのポイントが最大20倍になるなどのお得ポイントもあります。
利用するだけでお得なサービスがついてくるY!mobileですが、実はそれだけではなく、通信速度も快適です。次項で詳しく解説します。
Y!mobileはソフトバンクのサブブランド
Y!mobileというとヤフーの会社だと勘違いする人も多いようです。
確かに、以前はヤフーの会社が経営していました。以前はイーモバイルという会社名でしたが、ヤフーが2014年3月27日にソフトバンクから3,240億円で買収しています。
しかし、2015年4月1日にソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ワイモバイルはソフトバンクモバイル株式会社になりました。
Y!mobileの会社自体は現在なく、ソフトバンクのサブブランドという位置づけです。
Y!mobileは自社回線のため高速
Y!mobileはソフトバンクの会社の1部であり、ソフトバンク回線を使用しています。
運営元がソフトバンクなので、他社のスマホ会社とは違い、ソフトバンクの通信速度とそれほど大きく違わないのが特徴です。
そもそも自社回線で運営しているため、Y!mobileはMVNOではなくMNO。そのため、厳密には格安SIMではありませんが、当記事では格安SIMという括りでご紹介しています。
UQモバイルとの違いは、UQモバイルはauの回線を借りるMVNOかつWiMAXという自社回線をもつMNO。Y!mobileの場合はソフトバンクの子会社ではなく同じ会社なので、完全なるMNOという感じです。
高速データ通信4Gに対応しているので、安定的に快適な高速通信です。高速データ通信4Gエリアを拡大したことにより、人口カバー率99%以上と幅広く利用が可能です。
LINEモバイル
月額500円~利用できるLINEモバイルは格安スマホ会社です。
LINEポイントでスマホ代が支払うことができ、LINEモバイル同士ならデータ通信量が友人でも分け合うことができます。
一番人気のコミュニケーションフリープランならLINE, Twitter, Instagram, Facebookが通信量を消費せず使い放題。これにより他のキャリアと比べるとデータ通信料が30%OFFの節約ができるので、より費用を抑えてスマホを利用できます。
また、LINEモバイルは他の格安SIMと比べると通信速度についても有利です。次項で詳しくお話します。
LINEモバイルはソフトバンクの子会社
LINEモバイルは2018年3月にソフトバンクと業務・資本提携して子会社になりました。ソフトバンクがLINEモバイルの株を51%を保有しており、資本構成上ソフトバンクが関与しているという形です。
とは言っても100%ソフトバンクが関与するわけではありません。LINEモバイルにはdocomoとauも回線あり、LINEモバイルをしっかり残しながらソフトバンクの傘下に入っています。
高速通信を実現しながら大手キャリアと手を組むという、利用者が利用しやすい環境をしっかり作っており、バックにソフトバンクをいう大手キャリアの存在があるから安心して使うことができます。
LINEモバイルは自社回線ではないがソフトバンク回線は高速
LINEモバイルは自社回線をもっていませんが、ソフトバンク回線には力を入れており通信速度が速いです。LINEモバイルはauとdocomo回線も提供していますが、こうした背景もあるため、ソフトバンクを選択する方がおすすめです。
まとめ
今回は格安スマホの通信速度についてお勧めの格安スマホ会社について詳しく説明していきました。
子会社・大手キャリアが経営している方が圧倒的に通信速度に関しては強いので、通信速度を気にする人は今回ご紹介した3つの中から選ぶことをおすすめします。
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