スマホだと3日間で一定の通信量を超えた時に短期間の通信速度制限があるというのはよく知られていますが、インターネット固定回線でも速度制限があるのを知っていましたか?
提供している会社やプロバイダによって速度制限の有無は変わってくるのですが、auひかりの場合は速度制限があります。
今回は、auひかりの速度制限と制限後の速度について解説していきます!
auひかりは送信(アップロード)のみ通信速度制限がある
通信速度制限というと受信(ダウンロード)の速度が制限されるというイメージが強いと思いますが、固定のインターネット回線で受信に速度制限がかかるというところはまず存在しません。
auひかりも速度制限は送信(アップロード)にのみ存在し、受信に関しては特に制限はありません。
ちなみにデータ受信と送信の違いは以下の通りです。
インターネット上から自分のパソコンやスマホにデータを取得すること
(例)インターネットの閲覧、動画や音楽の視聴、ファイルや音楽や映像などのダウンロードなど
自分のパソコンやスマホからインターネット上にデータを送ること
(例)TwitterやInstagramの投稿、YouTubeへ動画をアップロードするなど
個人でインターネットを利用する分には、アップロードで大量のデータ通信を行うことは稀ですので、auひかりの速度制限はそれほど問題になることはありません。
auひかりのデータ送信制限は1日30GBを超える場合
通信速度制限の内容としては、「1日あたり30GB以上の大量のデータを継続的に送信するお客さまに対して制限を実施します」というもの。
では、30GBがどれくらいというと・・・
1枚あたりの データ量 | 30GBの目安 | |
---|---|---|
DVD | 約4.7GB/枚 | 約6枚 |
音楽CD | 約0.7GB/枚 | 約43枚 |
写真 | 約6MB/枚 | 約5,000枚 |
上記表を見てもらえれば、30GBはかなりのデータ量であることが分かります。ただ、もし毎日これらを超えるデータ送信を行うのであれば、auひかりは向きませんので注意が必要です。
とは言え、仮にYouTuberのような毎日動画をアップしないといけないような人だったとしも、1日に30GBもアップロードを行うようなことはほぼありませんので、あまり気にすることはないでしょう。
auひかりの速度制限後の上り速度は3Mbps
通常時の上り速度は最大1Gbpsですが、制限後は最大3Mbpsになります。
速度制限がかかっているかどうかをこちらから確認する方法は特にありませんが、もし速度制限にかかった場合はKDDIから「ご利用状況の見直しをお願いします」という旨の書面が届きます。
速度制限の解除がどれくらいで行われるかは公式サイトなどには記載がありませんが、おおよそ3週間ほどで解除されるようです。
数字だけ見ると333分の1くらいですし、制限期間も長いため心配になるかもしれませんが、実際には3Mbpsも出れば動画のアップロードなど通信量の多いものでない限り困ることはそうそうありません。
まとめ
auひかりの速度制限について解説しました。
まとめると、1日30GB以上のデータ送信を行うと3週間ほど上り速度が最大3Mbpsに制限されるということです。
もしどうしても大量のデータ送信を行いたいというのであれば、auひかりは避けたほうが良いです。
とは言え、この制限が問題になるという人はかなり稀ですし、下り速度にはまったく影響はありませんので、普通に使う分には気にしなくても大丈夫です。
auひかりは料金も安く通信速度も他社と比べて爆速なため、かなりオススメです。気になったあなたはこちらの詳細をチェックして下さいね。