
2018年03月15日:ZenFone 4 Selfie Proの端末価格が改定されました
ZenFone 4 Selfie ProとZenFone 4 Maxのスペック
ZenFone 4 Selfie Proと4 Maxのスペック一覧・比較表
まずはZenFone 4 Selfie ProとZenFone 4 Maxのスペックを比べて見てみましょう。
簡潔に言うと、ZenFone 4 Selfie Proは処理性能と自撮り用のフロントカメラに特化したハイスペックスマホ、ZenFone 4 Maxは電池持ちに特化したミドルハイスペックスマホです。
ZenFone 4 Selfie Pro | ZenFone 4 Max | |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
発売日 | 2017年9月23日 | 2017年12月8日 |
SIMロック | SIMフリー | SIMフリー |
サイズ | 154×74.8×6.85(mm) | 150.5×73.3×8.7(mm) |
重量 | 147g | 156g |
ディスプレイ | 5.5インチ | 5.2インチ |
解像度 | 1920×1080 AMOLEDディスプレイ Corning®Gorilla®Glass3 | 1280×720 IPS液晶 |
OS | Android 7.1.1 | Android 7.1.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz×8 (オクタコア) | Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz×8 (オクタコア) |
GPU | Adreno 506 | Adreno 505 |
ROM | 64GB | 32GB |
RAM | 4GB | 3GB |
外部メモリ | microSDXC(最大2TB) | microSDXC(最大256GB) |
バッテリー | 3,000mAh | 4,100mAh |
モバイル通信時 駆動時間 | 約12.6時間 | 約16.4時間 |
最大待受時間 | 388.8時間 | 888時間 |
メインカメラ | 1600万画素 | 1300万画素 (メイン) 500万画素広角 (2nd) |
インカメラ | 1200万画素 (メイン) 500万画素広角 (2nd) | 800万画素 |
防水/防塵 | ✕ | ✕ |
生体認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
おサイフケータイ | ✕ | ✕ |
テザリング | ○ | ○ |
Bluetooth | 4.2 | 4.2 |
DSDS | ○ | ○ |
SIMスロット | nanoSIM +nanoSIM/microSD | nanoSIM×2 |
受信速度 | 下り最大300Mbps | 下り最大150Mbps |
充電端子 | microUSB | microUSB |
カラー | ネイビーブラック クラシックレッド サンライトゴールド | ネイビーブラック サンライトゴールド ローズピンク |
価格 | 一括: 分割: (価格改定がありました) | 一括: 分割: (価格改定がありました) |
ZenFone 4 Selfie Proと4 Maxのディスプレイ
ZenFone 4 Maxは5.2インチ、ZenFone 4 Selfie Proは5.5インチと、近年主流の大きい画面サイズのスマホです。
数字だけだとイメージが湧きづらいと思いますので、iPhoneと比較してみましょう。
最近は5.0~5.5インチのスマホが標準ですので、もはやこれくらいでは大きいとは言わないかもですね。LINEでのやり取りやネットでの調べ物もこの画面サイズなら見やすいですし、動画もゲームも大画面で楽しめます。
逆にすべて片手で操作したいというようなコンパクトサイズを求めるのであれば不向きです。管理人は片手操作派でiPhone SE(4.0インチ)くらいのサイズが好きなので、早くこの大画面が主流の時代が終わってくれることを願ってます( ´-`)
ZenFone 4 MaxのディスプレイはIPS液晶
IPSはTFTの駆動方式の1つで、TFT液晶は現在主流のディスプレイです。色調変化が少ないのが特徴ですが、コントラストが上げにくいのがデメリットです。iPhoneはこちらのディスプレイが採用されています。(iPhoneXを除く)
ZenFone 4 Selfie ProはAMOLEDディスプレイ
AMOLEDは有機ELの一種で、Samsungの端末に採用されているディスプレイです。発色が良い、にじみが少ない、応答性が良いという利点がありますが、太陽下では少し見えづらいのがデメリットです。
ディスプレイの種類に関しては一長一短なので、どちらを選ぶかはあなたの好みになりますね。
ZenFone 4 Selfie Proと4 Maxの本体サイズ
こちらもiPhoneと比較してみましょう。ZenFone 4 Selfie ProはiPhone 8 Plusより少し小さめ、ZenFone 4 MaxはSelfie ProとiPhone 8と中間くらいのサイズです。
ZenFone 4 Selfie ProはiPhone 8 Plusとディスプレイサイズが5.5インチでまったく一緒ですが、縦幅・横幅ともに小さいということで、わずかな差ではありますが少しでもコンパクトな方が嬉しいですね。
ZenFone 4 Selfie Proと4 Maxのバッテリー
最近のスマホは2,500mAh前後が主流なので、ZenFone 4 Selfie Proの3,000mAhでも十分なバッテリー容量だと言えます。
ZenFone 4 Maxはさらに1,100mAhプラスの4,100mAhという大容量で、2万円台でこれだけのバッテリーを積んでいるスマホはほぼありません。
iPhoneとバッテリー容量と比較してみると、かなり違いがあるのがわかります。ZenFone 4 MaxとiPhone8とでは2倍以上も差がありますね。
1日スマホを使ってると充電が持たないのでモバイルバッテリーを携帯しているという人はかなり多いと思いますが、ZenFone 4 Maxならそういった人でも丸1日使えるくらいパワフルです。
ZenFone 4 Selfie Proと4 Maxの処理能力
ZenFone 4 Max、ZenFone 4 Selfie ProともにCPUはオクタコア(コアが8つ)となっています。CPUとは人間で言うところの脳みそに当たる部分です。
ZenFone 4 MaxはQualcomm Snapdragon 430、ZenFone 4 Selfie ProはQualcomm Snapdragon 625と言うことで、ZenFone 4 Selfie Proの方が処理能力は上となります。
どちらもネット、SNS、メールなどはもちろんのこと、「パスドラ」「モンスト」「ポケモン Go」などの動作が比較的軽いゲームであれば問題ないレベルでしょう。
それよりもスペックを求められる本格的な3Dゲームをやりたいと言う場合はZenFone 4 Selfie Proを選ぶのをオススメします。
ZenFone 4 Selfie Proと4 Maxのカメラ画質
ZenFone 4 Maxは1,300万画素、ZenFone 4 Selfie Proは1,600万画素のメインカメラを搭載しています。
ZenFone 4 Maxは2万円台のスマホですが、この価格帯で1,300万画素あれば十分過ぎるくらいです。ZenFone 4 Selfie Proになると1,600万画素とスペックが上がるため、メインカメラの画質を重要視するならZenFone 4 Selfie Proがオススメです。
ZenFone 4 Maxはメインカメラがデュアルレンズ
ZenFone 4 Maxはメインとなる背面カメラにデュアルレンズカメラが採用されています。

セカンドカメラが120°広角レンズになっているため、通常の約2倍のワイド写真を撮ることができます。

ZenFone 4 Selfie Proはインカメラがデュアルレンズ
ZenFone 4 Selfie Proは自撮りなどに使う全面カメラにデュアルレンスカメラが採用されています。しかもインカメラではかなり画素数の高い1,200万画素で、ASUS DuoPixel™ カメラテクノロジーという技術により、実際には2,400万画素数相当の写真を撮ることができます。
最近はTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSの流行りもあり、自撮りをする人が非常に増えました。デュアルカメラで通常の約2倍のワイド写真が撮れるため、今まで撮ることができなかったグループでの自撮りもできるのがポイントです。

ZenFone 4 Selfie Proと4 Maxのストレージ容量
ZenFone 4 Selife Proは内蔵ストレージ容量が64GB、ZenFone 4 Maxは32GBということでどちらもそこそこ容量があります。ただ、本体がいっぱいになった後にSDカードを挿れてデータを移し替えるのはかなりの手間です。
ZenFone 4 Maxは256GB、ZenFone 4 Selfie Proは2TBのSDカードまで対応しているので、端末購入と同時にSDカードも購入することをオススメします。64GBであればアマゾンなどネットで3000円前後で購入することができます。
ZenFone 4 Selfie Proは仕様上、2TBまでmicroSDカードが対応しているそうですが、2TBとか初めて聞きました。
この記事を書いている時点では512Bが最高容量で、なんと37,000円。256GBで15,000円前後なので、容量/価格で考えると悪くない値段です。とは言え、スマホで512GBも使う人いるんでしょうか・・・w
LINEモバイルでスマホ端末を購入する方法は?
LINEモバイルで端末を購入するには、SIMカードの契約時に併せて希望のスマホを選択すればOKです。大手キャリアと同じように分割支払いを選ぶことも可能なので、毎月の料金に含めるイメージで持つことができます。
LINEモバイルで購入した場合の月額料金は?
では、LINEモバイルでZenFone 4 MaxとZenFone 4 Selfie Proを購入した時の月額料金について見ていきましょう。
まず、LINEモバイルの料金プランとZenFone 4 Max, ZenFone 4 Selfie Proの端末価格は以下の通りです。
一括 | 分割 | |
---|---|---|
ZenFone 4 Sefie Pro | 43,800円 | 1,889円×24回 |
ZenFone 4 Max | 25,800円 | 1,110円×24回 |
LINEモバイルのメリットは、なんと言っても人気SNSが使い放題という点です。
LINEモバイルで一番人気のプランは、「コミュニケーションフリープラン」の3GBです。コミュニケーションフリーではLINE, Twitter, Instagram, Facebookが通信量カウントフリーで使い放題となります。
SNSの通信量は想像以上に多く、何気なく使っているだけでも1~2GB消費していることがよくあります。これらの通信量がカウントされなくなるだけでかなり通信量が浮き、他の格安SIMよりも小さいデータ容量プランを選択することができるため、結果的にどこよりも安く毎月の料金を抑えることが可能です。
音声通話SIM コミュニケーションフリー 分割支払いの月額料金
データ容量 | 基本料金 | 端末代金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
3GB | 1,690円 | 1,560円 ×24回 | 3,250円/月 |
5GB | 2,220円 | 3,780円/月 |
|
7GB | 2,880円 | 4,440円/月 |
|
10GB | 3,220円 | 4,780円/月 |
データ容量 | 基本料金 | 端末代金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
3GB | 1,690円 | 1,110円 ×24回 | 2,800円/月 |
5GB | 2,220円 | 3,330円/月 |
|
7GB | 2,880円 | 3,990円/月 |
|
10GB | 3,220円 | 4,330円/月 |
ソフトバンクやドコモなどの大手キャリアでは端末代金も含めて月7,000円~10,000円かかるところを、ハスペックスマホのZenFone 4 Sefie Proで10GBを選んだとしても4,780円で済んでしまいます。
実際にはSNS使い放題によってそこまでデータ容量が必要ないケースが多いため、3GBプランで利用している人が最多です。ミドルスペックスマホのZenFone 4 Maxで3GBを選択すれば、端末代金を含めても毎月2,800円という破格の料金で利用することができてしまいます。
まとめ
ZenFone 4 Maxと4 Selfie Proのスペックについてお伝えしました。今回のお話をまとめると、それぞれの端末をオススメの方はこんな感じです。
ZenFone 4 Selfie Pro
・多少価格が高くてもなるべく性能の高いスマホが欲しい
・画面サイズの大きいスマホが良い
・ディスプレイは有機ELが良い
・薄くて軽いスマホが欲しい
・microSDでより大きい容量を増設したい
・インカメラの性能が高いスマホが欲しい
ZenFone 4 Max
・性能にはさほどこだわらないので安めのスマホが欲しい
・電池持ちのいいスマホが良い
・ディスプレイはIPS液晶の方が良い
・メインカメラでワイド写真を撮りたい
普通に通話やLINE、TwitterなどのSNSを使うだけであればZenFone 4 Maxで十分ですね。最近のスマホは重たいゲームをやらない人にとってはオーバースペックなくらいなので。
ただ、価格改定でZenFone 4 Selfie Proの端末価格がかなり安くなったので、バッテリーとメインカメラを重視しない場合は処理性能の高いZenFone 4 Selfie Proを選ぶ方がコスパ的には良いです。3万円代でここまでの性能のスマホはなかなかありません。
ご自身の使用環境を考えて最適な選択して下さいね!
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