
スマホを契約する時、大手キャリアの場合は各キャリアの店舗に行って契約するのが普通です。しかし、格安SIMの場合はオンライン申し込みが基本となります。
LINEモバイルも基本的にはオンライン申し込みなのですが、実は実店舗でも取り扱いがあって、そちらで新規契約や他社から乗り換えができたりするんです。
では、店舗申し込みとオンライン申し込み、どちらの方が良いのでしょうか?今回はLINEモバイルの店舗契約について解説してきます!
LINEモバイルの申し込みができる店舗・ショップはどこにある?
LINEモバイルの場合、ソフトバンク、au、ドコモなどの大手キャリアのような専門のキャリアショップは存在しません。家電量販店にカウンタータイプで入っているという感じです。
LINEモバイルの取り扱いがある店舗は以下の通りです。
- ビッグカメラ
- ヨドバシカメラ
- EDION(エディオン)
- Joshin(ジョーシン)
- Nojima(ノジマ)
- カメラのキタムラ
上記のお店であっても、店舗によって取り扱いの有無が異なりますので、もしショップで契約する場合はLINEモバイルの公式ホームページで確認するようにしましょう。
LINEモバイルの店舗・ショップ申し込みをお勧めしない6つの理由
そもそも、何故わざわざショップまで契約しに行くかというと、その方が安心感があるからですよね。
携帯のプランって複雑でよくわかんないけど、店舗に行けばショップのおねーさんが詳しく説明してくれるし、オススメのプランを紹介してくれる。分かんないことがすぐに聞けるし、データの移行とかも全部やってくれる。
このように、大手キャリアのショップに行けばいろいろなメリットが期待できますが、LINEモバイルの場合は店舗契約は正直オススメしません。
オススメしない理由は以下の通りです。
- キャンペーンが適用されない
- 即日受け渡しの店舗が限られる
- 店舗申し込みは時間がかかる
- 店頭申し込みでもデータ移行作業は自分でやらなければならない
- LINEモバイルの詳しいプラン説明を店頭スタッフから聞く必要がない
- 店頭・ショップ申し込みではLINEモバイルの端末が購入できない
キャンペーンが適用されない
LINEモバイルでは新規申し込みの際、毎月の料金が割引になったりLINEポイントがプレゼントされたりと、常にお得なキャンペーンが展開されています。
しかし、これらのキャンペーンはLINEモバイル公式サイトからのネット申し込みでのみ適用され、店舗申込みの場合はキャンペーン適用外になってしまいます。
キャンペーンが適用されるかされないかで1万円以上の差が出るため、店舗申込みの場合はかなり損をしてしまいます。
即日受け渡しの店舗が限られる
LINEモバイルは店舗で即日契約できます・・・が、すべての店舗が即日契約に対応しているわけではありません。
即日契約に対応してない店舗はエントリーパッケージのみの取り扱いなのですが、エントリーパッケージのみでは店舗契約はできません。
エントリーパッケージの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
先ほどLINEモバイルの公式ホームページで取り扱いの有無が確認できるとお話しましたが、「エントリーパッケージの取り扱い」のところに記載されているお店に行っても店舗契約はできないので注意して下さい。
店舗申し込みは時間がかかる
家電量販店ではいろいろなタイプの格安SIMを取り扱っているにも関わらず、スマホ担当のスタッフは基本的に1人しかいません。なので、待ち時間がどうしても長くなってしまいます。少なくとも1時間は待たないといけないと思っておいたほうが良いでしょう。
また、自分の順番が回ってきたからと行って、5分や10分で契約が終わるわけではありません。こちらも少なく見積もって1時間。そうすると来店から退店までに2時間以上はかかってしまいます。
大手キャリアのショップに行っても、あんなにたくさんスタッフがいるのに、結局お店で2,3時間なんてことがザラですよね。スマホを店舗で契約するのはそういうもんだと割り切って行かないとダメです。
店頭申し込みでもデータ移行作業は自分でやらなければならない
機種変更や乗り換えの際に一番面倒くさいのがデータ移行です。
スマホ詳しくないからとにかく店員さんに任せたいがためにショップに契約に行くという人は多いでしょう。しかし実際のところは、やり方は教えてくれるものの自分自身で操作をしなければなりません。
また、バックアップを全てスマホで完結できる場合は良いですが、iPhoneだとパソコンのiTunesを使ってバックアップを取っているという人も多いです。そうすると結局、自宅のPCでいろいろやらないといけないので、わざわざお店に行く意味が薄れてしまいます。
ちなみに大手キャリアショップでも、原則としては店員側がデータ移行を直接行ってはいけない決まりになっています。移行中にデータが消えてこっちのせいにされたら困るからです。まぁ結局、「消えても責任取りませんよ」って同意書にサインもらってこっちでやるんですけどね^^;
LINEモバイルの詳しいプラン説明を店頭スタッフから聞く必要がない
大手キャリアのプランって、基本料金とかデータ定額とかいろいろあって本当に複雑です。改めて毎月の明細を見てみると、「これ何の料金だ?」っていうのあったりすると思います。
普通の人にとっては携帯買うのなんて2年に1回くらいの出来事なので、細かい部分までそうそう覚えてられませんし、2年経てば新しいプランに変わったりもします。
そんなものをわざわざ覚えていなくてもいいようにショップのおねーさんたちがいるわけですが、LINEモバイルの場合はプランが非常にシンプルなため、知識豊富なショップのおねーさん達はまったく必要ありません。
LINEモバイルは特定のSNSが通信量カウントフリーで使い放題なんですが、下記の3つだけ決めれば自ずとプランも決まってきます。
- どのSNSを使い放題にしたいか
- データ容量を何GBにするか
- 電話番号宛の音声通話は必要か
例えば、「家族との連絡でしか使わないしスマホでネットもしない」という場合は、ベーシックプランの500MB、データSIMでOK。「SNSはかなり使うし、その他にも動画を観たりする。電話は仕事で必要」という場合は、SNSデータフリーの12GB、音声通話SIMといった感じです。
店頭・ショップ申し込みではLINEモバイルの端末が購入できない
LINEモバイルでは、SIMカードの申込と一緒にスマホ端末を一括、もしくは24回分割で購入することが可能です。
乗り換えでLINEモバイルに移る場合は元のキャリアで使っていた端末をそのまま使う人も多いですが、家族向けに新しく回線を契約する場合は端末購入が必要な場合もあります。
大手キャリアもそうですが、スマホだけを単独で購入することはできません。それと同じで、LINEモバイルでも端末購入はSIMカード申し込みと同時のみです。
SIMカードは店舗で申込んで、端末購入はオンラインで…ということはできないので、端末も併せて購入したいという場合は注意が必要です。
LINEモバイルは店頭・ショップよりもネット申し込みがオススメ
ネット申し込みなら自宅で完結、しかも早くて簡単!
手続きを自分でやるとか面倒くさそうだなぁと思うかもしませんが、いやいや全然そんなことないんです。手続き開始から開通完了までの作業時間は全部で30分くらいのものです。
乗り換えと手順とおおまなか所要時間は以下の通りです。
- MNP予約番号を取得する(目安:5~10分)
- LINEモバイルで契約する(目安:10~15分)
- APN設定(ネットワーク設定)をする(目安:3~5分)
- MNP転入切り替えをする(目安:5~10分)
契約申し込みしてからSIMカードが自宅に届くまでは1~2日かかりますが、転入切替の手続きをするとすぐにLINEモバイルに切り替わって使えるようになるので、スマホが使えない期間が生じて困るということもありません。
それぞれの手順は、スマホに詳しくなくてもまったく問題ないくらい簡単です。詳しいやり方はこちらの記事にまとめてます。
不明点はLINEモバイルのカスタマーセンターに電話して解決!
先ほど紹介した記事の通りに進めてもらえれば問題なく申し込みができると思いますが、どうしてもわからないことがあった場合は、カスタマーセンターを活用しましょう。LINEモバイルを契約していない状態でも利用することができます。
「メール」「電話」「チャット」の3通りの方法がありますが、とりあえず電話して聞いてしまうのが手っ取り早いです。
LINEモバイルを店頭・ショップで申し込みする場合の注意点:まとめ
LINEモバイルの店舗契約についてお話しました。
最近は大手キャリアでもオンライン申し込みをする人が増えてきているみたいですね。店舗に行くとあり得ないくらい時間がかかって本当に無駄。
これからはスマホもネット申し込みが基本という時代になっていくでしょう。これは自分がソフトバンクを辞めた理由の1つでもあります。
今のうちからネット申し込みに慣れておくことをオススメします!