格安SIMは結局どこがいいの?おすすめの会社を紹介

格安SIMとひとまとめにされていますが、格安SIMと呼ばれる通信のサービスを提供している会社は全部で何個言えますか?

「イオンモバイル」「BIGLOBEモバイル」「mineo」「UQモバイル」「LINEモバイル」「楽天モバイル」「Y!mobile」等、国内にはたくさんの格安SIMがありますので、選択肢が豊富で困ってしまいます。

ユーザーによっても「とにかく料金を安くしたい」「通信速度が速いのが良い」と希望が違うので、絶対これ!という回答もしにくいものです。

ここでは、そんな数ある格安SIMの中から本当におすすめの格安SIMはどの会社なのか?他社と比較すべき点はどこなのか?という点にポイントをあて説明をします。

格安SIMを選ぶ時の基準について

料金は大きく変わらない!通信速度や他の格安SIMにはない特徴があるかが重要

格安SIMのプランをみると、どれも料金が安いので、「大手キャリアから乗り換えたらお得だろうな~」ということは想像に難くありません。

ですが、格安SIM同士のプランを比較しようにも、データ量が少し違っていたり、オプションの内容が違っていたりで、全く同じ条件で比較することは困難です。

色んな安いプランがある中で、自分にあったプランを検討しなければいけないわけですが、正直比べてみたとしても数十円~数百円程度の差ですから、やっぱり選ぶのは至難の技です。

それゆえに格安SIMを選ぶ時は、よほど突き詰めて月額料金の安さを追求するのでない限り、それ以外のサービス(通信速度や、独自で展開しているサービス)が充実しているかに重点を置くべきと言えます。

通信速度の速い格安SIM

UQモバイル

プラン名月額料金節約モード/
速度制限時
くりこし
プランS
(3GB)
1,480円
税込1,628円
最大300kbps
くりこし
プランR
(15GB)
2,480円
税込2,728円
最大1Mbps
くりこし
プランL
(25GB)
3.480円
税込3,828円
最大1Mbps

通信速度を気にするユーザーにおすすしたい格安SIMは、auの関連会社だからこそau回線を快適に使えるUQモバイルです。

UQモバイルは「RBB TODAY 格安SIMアワード 2015-2018上半期 通信速度部門」で第1位を獲得しており、その速さは折り紙つきです。

「格安SIMは大手キャリアの回線を借りているから速度が遅い」「混雑している時間は、大手キャリアの契約の方が優先される」とネガティブな話をよく聞きます。

しかし、UQモバイルを利用しているユーザーの口コミを見ると「UQモバイルに切り替えた後の方が速い」「使う人が多い夕方や夜でもゲームができる」と好評です。

通信とはただ繋がっていれば良いものではなく、「速く」繋がればそれだけたくさんのことができますし、より「快適」に使うことができます。

それでいて大手キャリアの時の半分以下の値段で使えるのですから、UQモバイルは格安SIMへの切り替えを検討する際に是非候補に挙げたい1つです。

Y!mobile(ワイモバイル)

プラン名月額料金
1回線目
月額料金
2回線目~
プランS
(3GB)
1,980円
税込2,178円
900円
税込990円
プランM
(15GB)
2,980円
税込3,278円
1,900円
税込2,090円
プランR
(25GB)
3,980円
税込4,158円
2,700円
税込2,970円

Y!mobileは、ソフトバンクと同じ回線を使用しているので、高速かつ広範囲で通信をすることができる格安SIMです。

コミカルなCMで「お得なイチヨンパ(1480円)」の歌が耳に残るのですが、実は料金だけではなく、高速通信にも注目して頂きたいのです。

国内ほとんどのエリアを網羅しているソフトバンクの回線は、ただ繋がるだけではなく、様々な技術を使ってユーザーにより良い通信が提供できるよう工夫が凝らされています。

例えば、駅やショッピングモール、ライブ会場等人がたくさん集まるところは通信が滞りがちですが、そこにアンテナを複数設置することでひとりひとりに専用の電波を与えてくれます。

外出先や通勤途中にゲームをしたり、電子書籍を見たり等スマホを多用しているユーザーにとって、安定した通信のソフトバンク回線を使えることにはたくさんのメリットがあります。

かつ、契約をY!mobileにすれば月額料金は大幅にダウンするわけですから、むしろ切り替えを躊躇する理由がありません。

使い放題がある格安SIM

LINEモバイル

 

データ通信量、使いすぎによる速度制限等を気にせずスマホを使いたい、特にLINEを気兼ねなくという方におすすめなのが、LINEモバイルです。

なぜおすすめかというと、LINEで頻繁に使うトーク画面でのメッセージ・音声付きメッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルの送受信については全てデータフリーとなります。

今やスマホは友人同士のやりとりだけではなく、企業から広告・チラシが届いたり、私生活では学校の役員の集まりのお誘いがきたり等、幅広く使われています。

相談事や打ち合わせにLINEを使う時は、「はい」「いいえ」等の端的なやりとりでは済まず、文章も長くなりがちです。

そのように日々LINEにコミュニケーションを頼っている人にとって、このデータフリーはデメリットなどなく、むしろメリットしかありません。

おまけにデータフリーとなる機能は他にもあって、音声通話、ビデオ通話、タイムラインの投稿、ニュースの閲覧等も含まれます。

空いた時間があれば、スマホを触ってLINEの未読メッセージをチェックして・・・なんていうのは、誰しもが見に覚えがある話です。

大手キャリアで契約していると、このちょっとだけチェックしているものが積み重なって、月末の通信速度制限に結びつくわけですが、LINEモバイルならそんな心配とは無縁です。

更に忘れてはいけないのが、このデータフリーがLINE以外のSNS、すなわちTwitter、Facebook、Instagramにも適用されるという事実です。

大手キャリアから格安SIMに乗り換える際は、大手キャリアで使っていたデータ量を参考に新しい格安SIMのプランを決めますが、SNSを多用するかつLINEモバイルに切り替えする人はデータ量をもっと下げられます。

データ量を更に少なめにして節約に励むも良し、浮いたお金で新しいオプションを加えるのも良しのLINEモバイルは、節約だけではなく使い勝手の面でもユーザーからの評価が高い格安SIMです。

BIGLOBEモバイル

プラン
音声SIM
データSIM
+SMS
データSIM
タイプD
タイプA
タイプD
タイプA
タイプD
1GB
980円
税込1,078円
-
-
3GB
1,200円
税込1,320円
1,020円
税込1,122円
900円
税込990円
6GB
1,700円
税込1,870円
1,570円
税込1,727円
1,450円
税込1,595円
12GB
3,400円
税込3,740円
2,820円
税込3,102円
2,700円
税込2,970円
20GB
5,200円
税込5,720円
4,620円
税込5,082円
4,500円
税込4,950円
30GB
7,450円
税込8,195円
6,870円
税込7,557円
6,750円
税込7,425円
タイプD=ドコモ回線 タイプA=au回線
エンタメフリー・オプション
音声SIMの場合:280円/月
データSIMの場合:980円/月

データ消費ゼロで使い放題のアプリ
YouTubeAbemaTVU-NEXTYouTube Kids
Google Play MusicYouTube MusicApple MusicSpotify
AWAAmazon MusicLINE MUSICradiko.jp
らじる★らじるdヒッツRecMusicdマガジン
dブックFacebook Messenger

YouTubeをはじめとする対象の動画、音楽が通信量ノーカウントとなる「エンタメフリー・オプション」を契約すると、見放題・聞き放題です。

YouTubeのアップロードは残念ながらノーカウント対象外ですが、視聴に関しては本当にノーカウントで、おまけにキャンペーン期間中に契約すればオプションの月額料金もかかりません。

動画や音楽はデータ量を気にしながら見たり聞いたりするものですので、それがフリーとなれば、「Wi-Fi環境のあるところまで移動して動画を見る」なんていう手間はなくなります。

音楽も通勤途中、通学途中に聞き放題ですから、時間つぶしにはもってこい。かえって移動の時間が楽しくなること、間違いなしです。

通信量ノーカウントになるサービスは他にも「U-NEXT」「Apple Music」「Spotify」「Amazon Music」「LINE MUSIC」「dヒッツ」「dマガジン」等いずれも名前を聞いたことのあるコンテンツばかり。

大人気のエンタメフリー・オプションですが、を月の途中から申し込むと、申し込み後~末日までの通信が適用の対象となります。

同月内の視聴は遡ってカウントフリーになるわけではないので、まずは急いでこのオプションを契約をすることをおすすめします。

まとめ

通信速度と使い放題のサービスに絞って、おすすめの格安SIMを紹介してみましたが、どれが気になったでしょうか?

正直料金はどれも同じくらい安いので、見た目の料金だけに惑わされず、それ以外のサービスを比較するのが自分にとってお得な格安SIMを見つける1番の近道です。

動画をあまり見ない人がBIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションを契約するのは勿体無いですし、LINEをインストールすらしていない人がLINEモバイルを契約するのも同じく勿体無い話です。

ご自身がよく使うサービス、コンテンツをふまえ、どの格安SIMを選ぶかを考えれば自ずと答えは出てくることでしょう。

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