スマートフォンが広まる中で、家族みんなで格安SIMを使いたい、という人や、スマホを仕事用と私用で二台持ちをしたい、などの様々な要望がでていますよね。
それに対して格安SIMのは複数枚の契約について特典や割引を提供することで答えていますが、そのサービスの種類が多くどれが良いか迷ってしまいます。
ここでは格安SIMの中でも複数枚持つことで特典を受けられる格安SIMを比較、紹介していきます。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルはデータ容量を共有できるシェアSIMがある
BIGLOBEモバイルはメインの契約とデータ容量などを共有できるシェアSIMのサービスを提供しています。
これはメインとなるSIMと同じ契約で複数枚のSIMカードを使うことができるというサービスで、家族で使う他にも、タブレットとスマホや仕事用と私用のスマホと言ったように二台持ち、三台持ちのユーザーにもお勧めできるサービスです。
注意点として、まず1枚事に発行手数料(1枚3000円・税抜き)とSIM準備手数料(394円・税抜き)が請求されます。
また、シェアSIMの月額の維持費用として以下が必要です。
- 音声付SIM 900円/月
- SMS付SIM 320円/月
- データSIM 200円/月
ですが、新規にもう一枚契約するよりは安いので「普段あまりデータ通信を使わないタブレットに使いたい」や「ネット検索を殆どしない父に携帯を渡したい」という場合には活躍するでしょう。」
BIGLOBEモバイルの特徴
プラン | 音声SIM | データSIM +SMS | データSIM |
タイプD タイプA | タイプD タイプA | タイプD |
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1GB | 980円 税込1,078円 | - | - |
3GB | 1,200円 税込1,320円 | 1,020円 税込1,122円 | 900円 税込990円 |
6GB | 1,700円 税込1,870円 | 1,570円 税込1,727円 | 1,450円 税込1,595円 |
12GB | 3,400円 税込3,740円 | 2,820円 税込3,102円 | 2,700円 税込2,970円 |
20GB | 5,200円 税込5,720円 | 4,620円 税込5,082円 | 4,500円 税込4,950円 |
30GB | 7,450円 税込8,195円 | 6,870円 税込7,557円 | 6,750円 税込7,425円 |
タイプD=ドコモ回線 タイプA=au回線 |
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エンタメフリー・オプション |
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音声SIMの場合:280円/月 データSIMの場合:980円/月 データ消費ゼロで使い放題のアプリ YouTube、AbemaTV、U-NEXT、YouTube Kids Google Play Music、YouTube Music、Apple Music、Spotify AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、radiko.jp らじる★らじる、dヒッツ、RecMusic、dマガジン dブック、Facebook Messenger |
BIGLOBEモバイルが一番力を入れているサービスが「エンタメフリー・オプション」です。
これは特定のサービスを利用した際の通信料を0と計算するサービスで他社でも取り扱っていますが、BIGLOBEモバイルの場合、有料(データ通信専用なら980円、音声通話対応なら480円)ですがかなり幅広いサービスを対象としてます。
例えば動画配信であれば、定番のYouTubeの他にAbemaTVやU-NEXTにも対応していますし、音楽配信もAWAやradiko.jpといった複数のサービスに対応しています。
そのほかにも電子書籍の配信サービスなどにも対応しているなど、同様のフリーオプションの中ではかなり力を入れていると言っても過言ではありません。
そのほかの特徴としては、母体がプロバイダー事業をやっているので、電話サポートと訪問サポートなどタイ人でのサービスにも力をいれている点があげられます。
Y!mobile
Y!mobileは家族割で月額料金が安くなる
UQモバイルは家族割として二回線目以降の基本料金が1,080円引きとなります。
1回線のみで契約する場合は格安SIMの中でも高い部類ですが、家族割が適用されることで一気に最安クラスになります。
家族割は2回線目以降のみですが、光回線をソフトバンク光もしくはSoftbank Airを使っている場合は1回線目も割引が適用されてさらにお得に使えます。
Y!mobileの特徴
プラン名 | 月額料金 1回線目 | 月額料金 2回線目~ |
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プランS (3GB) | 1,980円 税込2,178円 | 900円 税込990円 |
プランM (15GB) | 2,980円 税込3,278円 | 1,900円 税込2,090円 |
プランR (25GB) | 3,980円 税込4,158円 | 2,700円 税込2,970円 |
Y!mobileはソフトバンクのサブブランドということもあり、格安SIMの中でも通信速度がトップレベルで速いというのが最大の特徴です。
大手キャリアと遜色のないスピードが出ると言われており、スマホの市場調査を行っているMMD研究所によると、UQモバイルの通信速度は20~60Mbpsという結果が出ています。
格安SIMは通信速度の面で不安があると感じている人は多いと思いますが、そういった場合はY!mobileを選んでおけば間違いありません。
mineo(マイネオ)
mineoは複数回線契約で割引がある
mineoでは家族割と複数回線割引の二つがあります。
複数回線割は一人の人間が複数の契約をした場合、1回線につき50円引きとなるサービスです。家族割はmineoを利用する家族一人につき50円引きとなるサービスです。
割引回線は最大10回線となっていますから、大きな割引ではありませんが自動的に適用され条件も緩いので使いやすくお得なサービスと言えるでしょう。
mineoの特徴
データ 容量 | デュアルタイプ (音声通話SIM) | シングルタイプ (データSIM) |
---|---|---|
200MB | 1,000円 税込1,100円 | 300円 税込330円 |
1GB | 1,180円 税込1,298円 | 800円 税込880円 |
5GB | 1,380円 税込1,518円 | 1,150円 税込1,265円 |
10GB | 1,780円 税込1,958円 | 1,550円 税込1,705円 |
20GB | 1,980円 税込2,178円 | 1,750円 税込1,925円 |
mineoは大きな特徴はありませんが、格安SIMの基本的なサービスはすべて抑えており非常に使いやすいSIMとなっています。
料金は通信容量500MBから30Gまで6段階で、最安値が700円となっています。
提携サービスとしてU-nextなどのエンタメ・ビジネス関連のサービスを利用できるほか、セット端末も充実しており初心者から格安SIMの乗り換えを考えているユーザーまで幅広いユーザーにおすすめできる会社と言えるでしょう。
まとめ
今回は複数枚のSIMを契約してなおかつ特典がある格安SIMを紹介しました。
格安SIMにはそれぞれ特徴がありますし、ユーザーの使い方や目的によってどの会社のどのサービスかは変わってきます。ですからよく吟味して自分の使い方1枚を選ぶことが大切です。
この記事がその選択の手助けになれば幸いです。
家族などで複数回線契約する場合に割引がある格安SIMについては、以下の記事でより詳細に解説していますので参考にして下さい。