
スマホ端末のメーカーとしても知名度がだいぶ高くなったHUAWEI。
その中でも評判の高いHUAWEI P30とHUAWEI P30 liteのスペックや評価について今回はまとめていきます!
HUAWEI P30とP30 liteの性能・スペック一覧
HUAWEI P30 | HUAWEI P30 lite | |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
発売日 | 2019年3月26日 | 2019年3月26日 |
SIMロック | SIMフリー | SIMフリー |
サイズ | 149.1×71.36×7.57(mm) | 152.9×72.7×7.4(mm) |
重量 | 約165g | 約159g |
ディスプレイ | 6.15 OLED | 6.15型ワイド TFT |
解像度 | 2,340x1,080 FHD+ | 2312 x 1080 FHD+ |
OS | EMUI 9.1 (Android 9 ベース) | EMUI 9.0 (Android 9 ベース) |
CPU | HUAWEI Kirin 980 2.6 GHz×2 + 1.92 GHz×2 +1.8 GHz×4 (オクタコア) | HUAWEI Kirin 710 2.2 GHz×4 + 1.7 GHz×4 (オクタコア) |
GPU | Mali-G76 MP10 | Mali-G51 MP4 |
ROM | 128GB | 64GB |
RAM | 6GB | 4GB |
外部メモリ | HUAWEI NMカード 256GB | microSDXC 最大512GB |
バッテリー | 約3,650 mAh | 約3340 mAh |
メインカメラ | 広角 約4000万画素 超広角 約1600万画素 望遠 約800万画素 (トリプルカメラ) | 広角 約2400万画素 超広角 約800万画素 深度測定 約200万画素/AF (トリプルカメラ) |
インカメラ | 約3200万画素 | 約2400万画素/FF |
連続待受時間 | 未公開 | 約485時間 (FDD LTE) |
連続通話時間 | 未公開 | 約1,380分 (FDD LTE]) |
防水/防塵 | IP53 | ✕ |
生体認証 | 顔認証機能 指紋認証 | 指紋認証 |
おサイフケータイ | ✕ | ✕ |
テザリング | ◯ | ◯ |
Bluetooth | 5.0 BLE | 4.2 |
DSDS or DSDV | DSDV | DSDV |
3.5mm イヤホンジャック | ◯ | ◯ |
SIMスロット | nanoSIM+ nanoSIM or NMカード | nanoSIM+ nanoSIM or microSD |
充電端子 | Type-C | Type-C |
カラー | ブリージングクリスタル オーロラ | ピーコックブルー パールホワイト ミッドナイトブラック |
価格(税抜) | 一括:77,880円 分割:取扱なし | 一括:29,800円 分割:1,350円×24 |
HUAWEI P30とP30 liteとのディスプレイサイズ、本体サイズとiPhoneシリーズとの比較
本体とディスプレイについては、わかりやすいようにスマホの中でも一番人気のiPhoneシリーズと比較します。
当記事作成時点ではiPhoneシリーズはiPhone 11が最新ですが、HUAWEI P30とHUAWEI P30 liteは本体、ディスプレイサイズともにiPhone 11とほぼ同じです。幅がHUAWEI P30&liteの方が細いので、手に持った時のグリップ感はHUAWEI P30&liteの方が良いでしょう。
ディスプレイはiPhoneと同じくいま流行りのオールスクリーンディスプレイになっているため、大きいディスプレイなのにコンパクトな本体サイズにまとまっています。
解像度はHUAWEI P30は2340×1080、HUAWEI P30 liteは2312×1080ということで、iPhone 11の1792×828に比べると高い数字です。
本体やディスプレイの性能ではiPhone 11と比較しても見劣りないため、特にスマホにこだわりがなければ、端末価格が10万円以上もする最新のiPhoneシリーズよりもおすすめです。
HUAWEI P30とP30 liteの処理能力(CPU, RAM, ベンチマーク)とその他端末との比較
CPUやRAMなどは端末価格の高いHUAWEI P30の方が当然性能が高いのですが、CPUの数字だけではわかりづらいので、ベンチマークの数値を一緒に載せました。
ベンチマークはCPUの性能を測ることができるGeekbenchと、グラフィック性能も含めた総合的な性能を測れるAnTuTuの2つの有名ソフトの数字を記載します。
GeekbenchもAnTuTuもHUAWEI P30の方がHUAWEI P30 liteよりおよそ2倍という結果になっています。端末価格が倍以上なので、性能が倍ほど違うのは妥当と言えるでしょう。
3Dゲームなど動作が重たいアプリを使う場合にはHUAWEI P30がおすすめですが、そうでない場合はHUAWEI P30 liteでも十分すぎる性能です。
HUAWEI P30とP30 liteのバッテリー容量、電池持ちの比較
バッテリー容量の数字だけで言えば、どちらも3000mAh中頃なので現在主流のスマホの中でも標準です。
とは言え、電池持ちはバッテリー容量だけでは判断できない部分です。そのためには連続待受時間や連続通話時間を参考にすると良いのですが、HUAWEI P30は両者の数字が未公開です。
HUAWEI P30 liteはLTEで連続待受時間が約485時間、連続通話時間が約1,380分ということで、あまり良い方とはいい難いです。この数字から察するに、HUAWEI P30もそれほど電池もちは変わらないでしょう。
HUAWEI P30とHUAWEI P30 liteで電池持ちを良くしたい場合は、「セーフモード」を活用してバッテリー消費を抑えることをおすすめします。
HUAWEI P30とP30 liteのカメラ性能の比較
カメラは両者ともトリプルレンズということで、カメラ性能を重視するのであればHUAWEI P30、HUAWEI P30 liteともにおすすめです。
両者とも1つ目のレンズは広角、2つ目のレンズは超広角ということで、通常のカメラよりも広い視野の写真を撮ることができます。
3つ目のレンズはHUAWEI P30は望遠、HUAWEI P30 liteは深度測定用ということで、両者ではできることが違います。
HUAWEI P30の場合は望遠カメラということで、画質劣化なしの光学3倍の望遠撮影が可能です。デジタルズームと合わせれば最大30倍までズームすることもできます。
HUAWEI P30 liteは深度測定用ということで、被写体の背景をボカしたりなど本格的な写真を撮ることができます。ただし、ズームに関しては弱いため注意です。
HUAWEI P30とP30 liteのストレージ容量(ROM, SDカード)の比較
内部ストレージはHUAWEI P30が128GB、HUAWEI P30 liteが64GBということで、両者とも十分な容量があります。
もし容量が足りない場合は外部メモリを使うことになりますが、HUAWEI P30の場合はmicroSDカードではなくHuawei独自のNMカードのため注意が必要です。
これまで使用していたmicroSDカードはHUAWEI P30では使えませんので、パソコンを使うなどしてデータをmicroSDからNMカードに移し替えなければなりません。
HUAWEI P30 liteは従来のmicroSDカードが使えますので、特に不便することはありません。microSDカードは64GBが1000円程度、128GBなら2500円程度で購入できます。
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HUAWEI P30とP30 liteの非対応機能、デメリットなどの注意点
HUAWEI P30とP30 liteで非対応の機能
- 防水/防塵
- おサイフケータイ
三大キャリアで購入するスマホだとだいたい搭載されている防水/防塵とおサイフケータイは非対応です。
SIMフリースマホはこの2つが対応していないものが多いですが、端末価格を考えれば仕方がない部分と言えるでしょう。
LINEモバイルでHUAWEI P30とP30 liteを購入する方法は?
LINEモバイルで端末を購入するには、SIMカードの契約時に併せて希望のスマホを選択すればOKです。大手キャリアと同じように分割支払いを選ぶことも可能なので、毎月の料金に含めるイメージで持つことができます。
LINEモバイルでHUAWEI P30とP30 liteを購入した場合の月額料金は?
では、LINEモバイルでHUAWEI P30とP30 liteを購入した時の月額料金について見ていきましょう。
まず、LINEモバイルの料金プランとHUAWEI P30とP30 liteの端末価格は以下の通りです。
一括 | 分割 | |
---|---|---|
HUAWEI P30 | 77,880円 | - |
HUAWEI P30 lite | 29,800円 | 1,350円×24 |
LINEモバイルのメリットは、なんと言っても人気SNSが使い放題という点です。
LINEモバイルで一番人気のプランは、ベーシックプラン+SNSデータフリーの3GBです。SNSデータフリーではLINE, Twitter, Facebookが通信量カウントフリーで使い放題となります。
SNSの通信量は想像以上に多く、何気なく使っているだけでも1~2GB消費していることがよくあります。これらの通信量がカウントされなくなるだけでかなり通信量が浮き、他の格安SIMよりも小さいデータ容量プランを選択することができるため、結果的にどこよりも安く毎月の料金を抑えることが可能です。
HUAWEI P30 lite 音声通話SIM SNSデータフリー 分割支払いの月額料金
データ容量 | 基本料金 | 端末代金 | 合計金額 |
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3GB | 1,260円 | 1,350円×24回 | 2,610円/月 |
6GB | 1,980円 | 3,330円/月 |
|
12GB | 2,980円 | 4,330円/月 |
ソフトバンクやドコモなどの大手キャリアでは端末代金も含めて月7,000円~10,000円かかるところを、HUAWEI P30 liteなら10GBを選んだとしても4,330円/月で済んでしまいます。
一番人気の3GBを選んだ場合は、月々たった2,610円/月。大手キャリアと比べると5,000円近くも安く利用することができます。
HUAWEI P30は分割での取り扱いがないため少々購入のハードルが高いですが、最初に一括で払ってしまえば3GBなら月々わずか1,110円で使えるため、かなり破格と言えます。
まとめ
HUAWEI P30とP30 liteのスペックについてまとめました。
両者とも非常に性能の高いスマホですので、どれを買おうか迷っている場合はこのどちらかを選んでおけば間違いありません。
特にHUAWEI P30 liteは低価格なのに性能が高いため、よほど重たいアプリを使わない限りは十分すぎるくらい快適に使うことができます。