
※2018年12月8日追記
LINEモバイルでは長らくタブレットの取り扱いはHUAWEI MediaPad T3のみでしたが、2018年11月15日に次期モデルであるHUAWEI MediaPad T5の販売が開始されました。これに伴い、MediaPad T3はLINEモバイルでの販売が終了となりました。
MediaPad T5の性能についてはT3との比較も含めたまとめ記事を作成していますので参考にして下さい。
>> HUAWEI MediaPad T5の性能レビューとMediaPad T3との比較まとめ
当記事ではHUAWEI MediaPad T3の性能レビューとLINEモバイルでの入手方法について解説していきます!
HUAWEI MediaPad T3のスペック一覧
まずはHUAWEI MediaPad T3のスペックを見てみましょう。
簡潔に言うと、HUAWEI MediaPad T3は必要最低限な機能と性能を押さえながらも端末価格が非常に安い、コストパフォーマンスに優れたタブレットです。
HUAWEI MediaPad T3 | スペック |
---|---|
外観 | ![]() |
発売日 | 2017年8月25日 |
SIMロック | SIMフリー |
サイズ | 211.07×124.65×7.95(mm) |
重量 | 約350g |
ディスプレイ | 8.0インチ IPS液晶 |
解像度 | 1280×800 WXGA |
OS | Android 7.0 |
CPU | Qualcomm®MSM8917 (Snapdragon™425) 1.4 GHz×4(クアッドコア) |
ROM | 16GB |
RAM | 2GB |
外部メモリ | microSD(最大128GB) |
バッテリー | 4,800mAh |
メインカメラ | 500万画素 |
インカメラ | 200万画素 |
防水/防塵 | ✕ |
生体認証 | ✕ |
おサイフケータイ | ✕ |
Bluetooth | 4.1 |
DSDS | ✕ |
SIMスロット | nanoSIM |
充電端子 | microUSB |
カラー | スペースグレイ |
価格(税抜) | 一括:19,980円 分割:870円×24 |
HUAWEI MediaPad T3のディスプレイサイズ
HUAWEI MediaPad T3のディスプレイサイズは8インチということで、タブレットの中では小型に分類されます。タブレットの中で一番有名なiPadだと、iPad mini 4が最小サイズで7.9インチということでほぼ同サイズです。
解像度は1200×800ということで、最近のタブレットとしてはかなり低いほうです。ただし、ディスプレイサイズが8インチでさほど大きくないため、タブレットとして多い10インチ前後以上のものと比べると、解像度が低くてもそこまで気になりません。
高繊細なディスプレイを求める方には向きませんが、価格が2万円を切ることを考えると十分だと言えるのではないでしょうか。(ちなみにiPad mini 4は45,000円程度なので半額以下)
また、タブレットで書籍を読む場合はむしろ解像度が高くないほうが目に優しく、さらに「ブルーライトフィルター」という機能を使うとブルーライトをカットしてるため目が疲れにくくなります。
Kindleみたいな電子書籍リーダーを兼ねて使用したい場合はお勧めです。
HUAWEI MediaPad T3の本体サイズ
HUAWEI MediaPad T3の本体サイズはiPad mini 4に近いものがありますが、アスペクト比が16:10ということで横幅がスリムです。ちなみにiPadは4:3。
横幅がスリムなおかげで、女性など手が小さい方も、片手で掴んで持つことが容易にできるサイズになっています。
また、HUAWEI MediaPad T3のアスペクト比16:10はiPadの4:3に比べると縦長ということで、ウェブ閲覧では多くの情報を表示できるという点においても便利だと言えます。
HUAWEI MediaPad T3のバッテリー容量
HUAWEI MediaPad T3のバッテリー容量は4,800mAh。iPad mini 4は5,124mAhですし、その他このサイズのタブレットのバッテリー容量と比べても同等レベルです。
むしろ解像度が低い分、消費電力が少なく済んでいるため、駆動時間は長めです。
HUAWEI MediaPad T3の処理能力
HUAWEI MediaPad T3のCPUは1.4GHzのクアッドコア(4コア)、RAMは2GBということで、最近のタブレットの中では処理能力は控えめです。
とは言え、2万円を切るモデルですので、そもそもオクタコアを搭載するようなハイエンドモデルと比べるのはナンセンス。
メール、LINEやTwitterなどのSNS、YouTubeなどの動画視聴、モンストやパズドラなど軽いゲームアプリなどの使用など、動作の重たいコンテンツを使わないのであれば問題ない性能です。
HUAWEI MediaPad T3のカメラ性能
カメラはメインカメラが500万画素、フロントカメラが300万画素ということで、カメラ性能としてはかなり低め。
タブレットはスマホに比べるとカメラ性能が低いものが多いですが、基本的にタブレットで写真を撮ることはあまり想定されていません。
スマホを持たずこのタブレット単体で使用するというケースは稀ですので、スマホを持っている人はそちらで撮影すれば気にならない部分ではないでしょうか。
HUAWEI MediaPad T3のストレージ容量(ROM, 外部メモリ)
内部ストレージ容量は16GBということで少なめ。
追加でアプリをインストールしたり、音楽や動画をダウンロードしない場合は問題はありませんが、SDカードが128GBまで対応しているため、増設して使用することをお勧めします。
64GBのSDカードであれば、Amazon.comで2000円弱で購入することが可能です。
HUAWEI MediaPad T3は「キッズモード」が使用可能
「キッズモード」アプリを使用することで、親御さんがお子様のタブレット使用を管理することができます。
使用アプリの制限、1回あたりの利用時間の制限、1日あたりの利用時間の制限などができ、キッズモードは専用のパスワードによって管理することができるため、お子様にも安心して端末を使わせることができます。
端末価格が安いということもあり、家族向けにタブレットが欲しいということであればHUAWEI MediaPad T3は向いてますね。
HUAWEI MediaPad T3はオリジナルカバーが同梱品として付属
HUAWEI MediaPad T3には専用のオリジナルカバーが同梱されています。
スマホもタブレットもケースやカバーなしで使う人は少ないと思いますので、地味に嬉しいポイントです。お子様に使わせる際は落下の危険も多くあることが予想されるため、カバーによる保護は必須です。
横向きで使用する時はスタンドにもなるため、映像コンテンツを視聴する時のようなタブレットの位置を固定して使いたい場合に非常に便利です。
カバー外側は合成皮革のため安っぽさはなく、比較的薄型カバーのため本体の厚みが増しすぎて野暮ったくなることもありません。
HUAWEI MediaPad T3はタブレットだけど本体のみで通話可能
HUAWEI MediaPad T3は本体上部にスピーカーが付いており、スマホと同じように手持ちで耳に当てて通話することが可能です。タブレットなので通話中の見た目はちょっとアレですが^^;
タブレットにはそもそも電話機能が付いていないものが多いため、普通に電話番号で通話をしたいと言う場合は便利です。イヤホンマイクやヘッドセットをイヤホン端子に差し込んで、そちらで通話することもできます。
HUAWEI MediaPad T3の未対応機能、デメリットなどの注意点
- 防水/防塵
- 指紋認証、顔認証などの生体認証
- デュアルSIM
国産機種には搭載されているものが多い防水/防塵機能、最近のスマホやタブレットには搭載されていることが多い生体認証には対応していません。こちらは価格的に見ても仕方のない部分でしょう。
SIMフリー端末で対応しているものが増えているデュアルSIMにも対応していないため注意です。
LINEモバイルでHUAWEI MediaPad T3を購入する方法は?
LINEモバイルで端末を購入するには、SIMカードの契約時に併せて希望のスマホを選択すればOKです。大手キャリアと同じように分割支払いを選ぶことも可能なので、毎月の料金に含めるイメージで持つことができます。
↑申込時に「端末+SIMカード」を選択し、HUAWEI MediaPad T3を選択すればOK!
LINEモバイルでHUAWEI MediaPad T3を購入した場合の月額料金は?
では、LINEモバイルでHUAWEI MediaPad T3を購入した時の月額料金について見ていきましょう。まず、LINEモバイルの料金プランとHUAWEI MediaPad T3の端末価格は以下の通りです。
一括 | 分割 | |
---|---|---|
HUAWEI MediaPad T3 | 19,980円 | 870円×24回 |
LINEモバイルのメリットは、なんと言っても人気SNSが使い放題という点です。
LINEモバイルで一番人気のプランは、「コミュニケーションフリープラン」の3GBです。コミュニケーションフリーではLINE, Twitter, Instagram, Facebookが通信量カウントフリーで使い放題となります。
SNSの通信量は想像以上に多く、何気なく使っているだけでも1~2GB消費していることがよくあります。これらの通信量がカウントされなくなるだけでかなり通信量が浮き、他の格安SIMよりも小さいデータ容量プランを選択することができるため、結果的にどこよりも安く毎月の料金を抑えることが可能です。
データSIM コミュニケーションフリー 分割支払いの月額料金
データ容量 | 基本料金 | 端末代金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
3GB | 1,100円 | 870円×24回 | 1,970円/月 |
5GB | 1,640円 | 2,510円/月 |
|
7GB | 2,300円 | 3,170円/月 |
|
10GB | 2,940円 | 3,810円/月 |
ソフトバンクやドコモなどの大手キャリアでは端末代金も含めて月7,000円~10,000円かかるところを、HUAWEI MediaPad T3なら10GBを選んだとしても3,810円で済んでしまいます。
家族向けで家で使用することが多く、ほとんどをWi-Fiでまかなうと言う場合は、LINEフリープランを選べば基本料金500円+端末代金870円=1,370円/月で使用することができます。
わずか1,000円弱でタブレットを使用することができると考えると、かなりコスパが良いですね。
まとめ
HUAWEI MediaPad T3のスペックについてお伝えしました。今回のお話をまとめると、オススメの方はこんな感じです。
HUAWEI MediaPad T3はこんな方にオススメ
- なるべく安くタブレットを使用したい
- 性能にはあまりこだわらない
- サイズの小さいタブレットが良い
- 家族向け、子供向けにタブレットが欲しい
重たい3Dゲームなど、動作の重たいアプリやコンテンツを使用しなければHUAWEI MediaPad T3でも性能は十分です。2万円以下という破格の端末代金のため、コストパフォーマンスはかなり優れたタブレットです。
キッズモードが搭載されていてお子様向けにも安心して使えるため、家族で使うのにはぴったりの一台ですね。
ディスプレイサイズが大きいほうがいいという場合は次期モデルのHUAWEI MediaPad T5がお勧めです。
>> HUAWEI MediaPad T5の性能レビューとMediaPad T3との比較まとめ
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