
2016年11月に発売された、HUAWEI Mate9 (ファーウェイ メイトナイン)。発売してから1年以上経過していますが、その高性能っぷりから新シリーズが出た今でもまだまだ人気の高いスマホです。
家電製品のレビューサイトとしても有名な価格.comでも満足度4.52とかなり高水準で、多くの人がHUAWEI Mate9の性能に満足していることがわかります。

日本ではスマホと言えばiPhoneというくらい性能も高くシェア率もNo.1ですが、最近はAndroidの性能も遜色ないほどに迫っています。その中でもHUAWEI Mate9は特にスペックが高く、性能の高いスマホが欲しいという場合にはお勧めの一台です。
今回は、そんなHUAWEI Mate9のスペックについてと、どの格安SIMで使うのが一番安く購入・使用することができるのかについて解説していきます!
HUAWEI Mate 9のスペック:評判&評価
HUAWEI Mate 9 | スペック |
---|---|
ディスプレイ | 5.9インチ |
解像度 | 1920×1080 |
カラー | ムーンライトシルバー シャンパンゴールド |
OS | Android 7.0 |
CPU | Kirin 960 オクタコア 2.4GHz×4+1.8GHz×4 |
GPU | Mali-G71 MP8 |
ROM | 64GB |
RAM | 4GB |
バッテリー | 4000mAh |
メインカメラ | デュアルカメラ 20MPモノクロ+12MP RGB |
インカメラ | 8MP |
USBタイプ | USB-typeC |
生体認証 | 指紋認証 |
5.9インチの大画面ディスプレイ
HUAWEI Mate 9のディスプレイサイズは5.9インチということで、スマホの中ではかなり大きいです。
わかりやすい比較例ですと、iPhone Xのディスプレイは5.8インチ、iPhone 8 Plusは5.5インチ、iPhone 8は4.7インチなので、これらと比較するとかなり大きいことがわかりますね。
狭額縁設計で本体サイズがコンパクトに
ディスプレイサイズが大きいため、それに比例して本体サイズも大きいですが、狭額縁設計になっていて横端ギリギリまでディスプレイになっているため、思ったよりコンパクトで持ちやすくなっています。
比較してみると、HUAWEI Mate 9はiPhone 8 Plusと本体サイズがほぼ同じであるにも関わらず、0.4インチも大きいディスプレイとなっています。
4000mAhの大容量バッテリー
HUAWEI Mate 9は4000mAhという極めて大容量のバッテリーが搭載されています。公式によると2日連続使用可能、しかもスーパーチャージ技術により20分の充電で約1日使用可能。
iPhone Xで2716mAh、iPhone 8 Plusで2675mAhですので、HUAWEI Mate 9のバッテリーはおよそ1.5倍です。バッテリーはスマホの命ですので、これは大きなメリットです。
デュアルレンズで綺麗な写真が撮れるメインカメラ
メイン(背面)カメラには第二世代Leicaダブルレンズが採用されています。
デュアルレンズによるメリットは、シングルレンズより綺麗な写真を撮れるのはもちろん、人や物を撮影する時に背景を綺麗にぼかすことができて本格的な写真が撮れたり、スマホカメラが弱点であるズーム時の画像劣化がなく、焦点距離の長い写真も高品質です。
動画も4K撮影に対応しているため、カメラ性能は文句なしです。
HUAWEI Mate 9を販売している格安SIM (MVNO)は?
HUAWEI Mate 9の取り扱い会社と価格一覧
HUAWEI Mate 9を販売している格安SIMは、楽天モバイルとDMMモバイルの2つです。(エキサイトモバイルは2017年12月7日に販売を終了しました)
まずはそれぞれの価格を見てみましょう!
一括 | 分割 | |
---|---|---|
60,800円 | 2,736円×24回 | |
60,800円 | 3,231円×24回 |
一括払いの金額はどちらも同じですが、分割払いの場合は楽天モバイルの方が安くなります。(ただし、楽天モバイルで購入の際に楽天カード以外のクレジットカードを使用する場合は、カード会社の規定に準じた分割手数料がかかります。)
ソフトバンクやドコモなどの大手キャリアでは基本的に24ヶ月の分割で端末を購入しますが、上記2つの格安SIMで分割払いを選択した時も同様ですね。
格安SIMキャリアでSIMと一緒に端末を購入するメリットは、分割支払いで毎月の料金に含めて持てることに加えて、オプションとして端末保証を付けられることです。
水没、破損、故障など万が一のトラブルがあった際に格安で修理ができるようになるため、安心してスマホを使うことができます。
【楽天モバイル】20GB, 30GBの大容量プランが使える!
2.長期優待ボーナスでセット端末が0円から購入できる(契約期間アリ)
3.10GB超えの大容量プランを選択できる
4.データ容量のシェアが可能
5.データ容量のプレゼントが可能
6.専用アプリ「楽天でんわ」で通話料半額
7.電話かけ放題オプションあり(1回5分×回数無制限)
8.楽天ポイントでの支払いに対応
9.楽天市場でのポイント還元率が1%上がる
10.月額料金の支払い100円につき楽天ポイントが1ポイント貯まる
11.端末保証(2年間)を月500円で付けることができる
楽天モバイルは「スーパーホーダイ」という独自のサービスを展開しています。「スーパーホーダイ」プランを選択した場合、契約したデータ容量を使い切った後も通信速度最大1Mbpsで使い放題となっています。ただしその分、月額料金は通常プランに比べて高めです。
通常プランは20GB、30GBとかなり超大容量のデータ容量プランが用意されているので、動画を楽しみたい場合、PC用のテザリングに使う場合にはオススメです。
また、スーパーホーダイでは12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月の3つから最低利用期間を選ぶことになるのですが、24ヶ月と36ヶ月を選択した場合はセット端末を割引価格で購入することができます。
楽天が提供するサービスということもあり、楽天での買い物がお得になるようなポイント還元が用意されているのも嬉しいポイントです。
【参考記事】LINEモバイルと楽天モバイルの料金・速度・サービス等を比較してみた
【DMMモバイル】業界最安の月額料金!
2.料金プランが豊富なため利用状況に合わせた選択がしやすい
3.シェアコースがあるため家族で安く使える
3.DMMトークで通話料が半額になる
4.電話かけ放題オプションあり(1回10分×回数無制限)
5.バースト機能で低速時も割りと快適
6.毎月の料金の10%がポイント還元される
7.端末保証(2年間)を月350円で付けることができる
DMMモバイルの最大の特徴は、格安SIM業界最安の月額料金です。他にDMMモバイルより安い格安SIMが登場すると、それに合わせてDMMは最安値を更新するんですね。ですので、常に業界最安値を維持し続けています。
また、データ容量を2~3枚のSIMで共有する「シェアコース」があるため、家族で安く使いたいという場合には他の格安SIMよりも圧倒的に月額料金を抑えることができます。
キャンペーン等の値引きは特にありませんが、もともとの料金が安いため、他の格安SIMがキャンペーンで値引きしていたりしても、DMMモバイルが価格で負けることはありません。
ただし、通信速度に関してはそれほど期待できるものではありませんので、スピードよりもとにかく安さを重視する人にオススメの格安SIMです。
【参考記事】LINEモバイルとDMMモバイルの料金・速度・サービス等を比較してみた
HUAWEI Mate 9をAmazonで購入して好きな格安SIMで使う!
SIMフリー端末を購入する
HUAWEI Mate 9のSIMフリー版を購入して、好きな格安SIMで利用するという方法もあります。SIMフリー版 HUAWEI Mate 9を手に入れるなら、Amazonがお勧めです。
[amazonjs asin=”B01N5EGVEG” locale=”JP” title=”Huawei 5.9型 Mate9 SIMフリースマートフォン ムーンライトシルバー/51090YMG 【日本正規代理店品】 MATE9/SILVER”]
この方法なら、HUAWEI Mate 9を取り扱っていない格安SIMでも使うことができます。
せっかくHUAWEI Mate 9が使いたくても、自分の好みの格安SIMで取扱いが無いばかりに泣く泣く諦めて…とあなたも考えていたのではないでしょうか?格安SIMによって料金は変わりますし、サービス内容も変わってきますので、やはり好きな格安SIMで使いたいですよね。
「でも、この方法だと端末保証がつけられないんじゃ・・・?」と思うかもしれませんが、安心して下さい!管理人がお勧めする格安SIMであれば、持ち込み端末でも端末保証を付けることができてしまいます。
【LINEモバイル】格安でSNSが使い放題!
2.格安SIMの中では通信速度がトップクラスで速い
3.料金プランが豊富で安い
4.データ容量のプレゼントが可能
5.データ容量の繰り越しが可能
6.専用アプリ「いつでもでんわ」で通話料半額
7.電話かけ放題オプションあり(1回10分×回数無制限)
8.データプランは契約期間なし
9.サポートが充実している
10.格安SIMで唯一LINE年齢認証ができる
11.持ち込み端末でも保証が付けられる!(500円/月)
LINEモバイルのメリットは、何と言っても人気SNSが通信量カウントフリーという点です。対象SNSはプランによって変わりますが、一番人気のプランはLINE、Twitter、Instagram、Facebookの4つが使い放題の「コミュニケーションフリープラン」です。
該当のSNSを使用した際は、契約したデータ容量を消費せずに使用可能、さらにデータ容量の上限を超えて低速通信モードに入った後も、対象のSNSは低速モードの影響を受けずにサクサク使い続けることができます。
また、LINEモバイルは「いつでもヘルプ」という、LINEモバイルの公式アカウントからLINEのトーク機能を使って年中無休で問い合わせできるため、サポート体制も充実しています。これはLINEにしかできないサポート方法ですね。
オペレーターへの問い合わせは10時~19時ですが、自動応答は24時間対応しており、疑問点をトークで送るだけで質問内容の答えに該当する回答を即座に返信してくれます。その他にも電話での問い合わせにも対応しているため、いつでも安心して使うことが出来ます。
そして先ほどもお伝えした通り、LINEモバイル以外のところで購入した持ち込み端末でも保証をつけることができ、故障、水濡れ、破損の際の修理金額を大幅に安くすることができます。
この持込保証のすごいところは、2年間で終わりではなく、オプションを解約するまでずっと有効なところ。落下・水濡れ等の故障の場合は、オプションに加入している限り2回まで修理金額の割引が適用できます。(自然故障の場合はメーカー発売日から3年間)
また、希望すれば修理中に代替機を借りることもできるため安心です。
修理 | 交換 | |
---|---|---|
1回目
|
4,000円 | 4,000円 |
2回目
|
8,000円 | 8,000円 |
どんなスマホでも、保証なしの修理だと少なくとも2万円以上はかかります。せっかく高スペックのスマホですし、できれば長く使いたいですよね。
その他、スマホを使う上で重要な通信速度も格安SIMの中では速い部類のため、すべての人にオススメできる格安SIMです。
それぞれの月額料金を比較してみた
楽天モバイルとDMMモバイルはSIMと一緒に購入可能、LINEモバイルはSIMフリー版を購入して利用するということでここまで解説してきましたが、結局のところどれが一番安いのでしょうか?
それぞれ5GBプラン、端末保証ありで2年間使用した場合の料金を比較してみました。
楽天モバイル | DMMモバイル | LINEモバイル | |
---|---|---|---|
基本料 | 2,150円/月 | 1,210円/月 | 1,640円/月 |
端末保証 | 500円/月 | 350円/月 | 500円/月 |
端末代 | 60,800円 | 60,800円 | 65,664円 |
2年間合計 | 124,400円 | 98,240円 | 117,024円 |
さすがDMMモバイルは業界最安だけあってかなり安いです。楽天モバイルは少し割高ですね。
DMMモバイルは月額料金もオプション料金も安いため最安になるのは間違いないのですが、LINEモバイルは上記の金額でLINE, Twitter, Instagram, Facebookの4大SNSが通信量カウントフリーで使い放題です。
SNSが使い放題になることで通信量が浮くため、他の格安SIMより1つプランを下げることができる可能性が高いです。ですので、一概に同GB数のプランを比べた金額だけでは料金はきまりません。
また、DMMモバイルは通信速度も快適とは言い難いため、本当に価格のみを追求する場合以外はお勧めしません。
サービス内容、通信速度も加味した上で考えると、LINEモバイルが一番バランスが取れています。
【参考記事】LINEモバイルは時間によって通信速度が落ちる?通信速度を実測してみた
まとめ
HUAWEI Mate 9を格安SIMで使用する方法について解説しました。
新シリーズとしてHUAWEI P10とP10 Plusが出ていますが、Mate 9はスペック的にもほぼ変わらず、5.9インチと4000mAhはP10とP10 Plusよりも上のため、新シリーズが出た今もMate 9の人気は衰えていません。
分割で購入するのであれば楽天モバイルかDMMモバイルですが、個人的にはAmazonで一括で購入して、LINEモバイルで持込保証を付けて使用するのがお勧めです。
あなたの利用環境にあった格安SIMを選択して、HUAWEI Mate 9をお得に使ってくださいね!