格安SIMに乗り換えようと思ったときに考えることが多くて色々と悩みますよね。 中でも気になるのは月々に使えるデータの容量とデータ繰越ができるのかどうかです。
「せっかく格安SIMにして月々の料金が安くなるのに快適にネット回線を利用できない!」なんてことにならないように、各社のプランにおいて月々に使用できるデータ容量と繰越ができるのかどうかはしっかり確認しておきましょう。
今回は、データ繰越に対応している主要な格安SIMをご紹介します。
格安SIMのデータ繰越の条件
基本的に当月分を翌月末までデータ繰越、翌月は繰越分から消費
例えば、月5GBのプランを選択していて、当月に使ったデータ容量が3GBだった場合に、翌月は余った2GB+5GBで7GBまで使えるということになります。
データ容量は、基本的に繰り越した分から消費されていきます。ただし、データは翌月末までしか繰越ができないため、毎月残ったデータをずっとためていくことはできません。
なので数か月使ってみて、毎月データが余って繰越した分のデータが消えていっているという方は、プランを変更して月々のデータ容量を減らすことを検討してみて下さい。
また、格安simの中にはデータをプレゼントすることができるものもあります。余ったデータを家族だけでなく、友人にもプレゼントできるものもあるのでおすすめです。
データ容量の追加購入分の繰越は格安SIMによってバラつきがある
追加購入した分のデータ容量の繰越には格安SIMによってバラつきがあり、概ね1ヶ月から3ヶ月となっています。
また、データの消費順は格安SIMにおいてはまず繰越分が消費されます。次に各プランで契約しているデータ容量、最後に追加購入分のデータが消費されます。
つまり、追加購入分は最後にデータが消費されるため、繰越できる期間はある程度長い格安SIMがお得です。
ただ、繰越サービスがある格安SIMを選んでおけばデータの追加購入を迫られることは少なくなるので、1ヶ月以上あればある程度安心できると思います。
追加購入をした場合は購入した分のデータが期限がきて無くなってしまうことがないよう気を付けましょう。
また、格安SIMによっては追加購入したデータが残っている状態で再度追加購入をすると、全ての追加購入した分のデータ容量の期限が更新されて、結果的に期限を長くすることができるサービスを提供している格安SIMもあります。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルの特徴:YouTube、AbemaTV、U-NEXTなどが使い放題
プラン | 音声SIM | データSIM +SMS | データSIM |
タイプD タイプA | タイプD タイプA | タイプD |
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1GB | 980円 税込1,078円 | - | - |
3GB | 1,200円 税込1,320円 | 1,020円 税込1,122円 | 900円 税込990円 |
6GB | 1,700円 税込1,870円 | 1,570円 税込1,727円 | 1,450円 税込1,595円 |
12GB | 3,400円 税込3,740円 | 2,820円 税込3,102円 | 2,700円 税込2,970円 |
20GB | 5,200円 税込5,720円 | 4,620円 税込5,082円 | 4,500円 税込4,950円 |
30GB | 7,450円 税込8,195円 | 6,870円 税込7,557円 | 6,750円 税込7,425円 |
タイプD=ドコモ回線 タイプA=au回線 |
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エンタメフリー・オプション |
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音声SIMの場合:280円/月 データSIMの場合:980円/月 データ消費ゼロで使い放題のアプリ YouTube、AbemaTV、U-NEXT、YouTube Kids Google Play Music、YouTube Music、Apple Music、Spotify AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、radiko.jp らじる★らじる、dヒッツ、RecMusic、dマガジン dブック、Facebook Messenger |
BIGLOBEモバイルにはYouTube、AbemaTV、U-NEXTなどが使い放題の「エンタメ・フリーオプション」という魅力的なサービスがあります。
動画は非常に多くのデータ容量を使用するため、動画をよく視聴するという人はBIGLOBEモバイルがおすすめです。データSIM 3GB 900円+エンタメフリー980円=1,880円から使うことができますので、動画専用のサブ回線として使用するのもアリです。
対象となるサービスも徐々に追加されていっているので、自分がよく使っている動画配信サイトや音楽配信サイトなどが対象となっているか公式HPなどで確認しましょう。
UQモバイル
UQモバイルの特徴:格安SIMの中でトップクラスの通信速度
プラン名 | 月額料金 | 節約モード/ 速度制限時 |
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くりこし プランS (3GB) | 1,480円 税込1,628円 | 最大300kbps |
くりこし プランR (15GB) | 2,480円 税込2,728円 | 最大1Mbps |
くりこし プランL (25GB) | 3.480円 税込3,828円 | 最大1Mbps |
UQモバイルはauのサブブランドであり、自社回線も持っているという珍しい格安SIMで、業界の中でもトップクラスの通信速度を誇ります。
格安SIMの多くはネットワークが混雑する時間帯(お昼の12時から13時など)の通信速度が遅くなる傾向があります。
そんな中でもUQモバイルは500社ほどある格安SIMの中でとても速い通信速度を実現しています。
格安SIMの中では少し料金が高い部類のUQモバイルですが、どんなときでも通信環境を確保したいという方にはおすすめの格安SIMです。
mineo(マイネオ)
mineoの特徴:ドコモ、au、ソフトバンクの3回線から選べる
データ 容量 | デュアルタイプ (音声通話SIM) | シングルタイプ (データSIM) |
---|---|---|
200MB | 1,000円 税込1,100円 | 300円 税込330円 |
1GB | 1,180円 税込1,298円 | 800円 税込880円 |
5GB | 1,380円 税込1,518円 | 1,150円 税込1,265円 |
10GB | 1,780円 税込1,958円 | 1,550円 税込1,705円 |
20GB | 1,980円 税込2,178円 | 1,750円 税込1,925円 |
格安SIMは基本的に3大キャリアから回線を借りて運営しています。mineo(マイネオ)はトリプルキャリアMVNOとも呼ばれており、ドコモ、au、ソフトバンクの回線の中から自分の使いたい回線を選ぶことができます。
大手3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から乗り換えを検討している人は、現在使っているキャリアの回線を選んでおけば間違いはないでしょう。
注意点としては、各回線によって利用できる端末が違うため、現在使っているスマホ端末が選ぼうとしている回線で使えるかどうか調べる必要があります。
また、回線ごとに通信速度が異なるため、こちらも自分が選ぼうとしている回線の通信速度を確認しておくとよいでしょう。
IIJmio(みおふぉん)
IIJmioの特徴:格安SIMとしては老舗で信頼感がある
プラン | 音声 SIM | データ SIM +SMS | データ SIM | eSIM |
ドコモ au | ドコモ au | ドコモ | ドコモ |
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2GB | 780円 税込858円 | 750円 税込825円 | 680円 税込748円 | 400円 税込440円 |
4GB | 980円 税込1,078円 | 950円 税込1,045円 | 880円 税込968円 | 600円 税込660円 |
8GB | 1,380円 税込1,518円 | 1,350円 税込1,485円 | 1,280円 税込1,408円 | 1,000円 税込1,100円 |
15GB | 1,680円 税込1,848円 | 1,650円 税込1,815円 | 1,580円 税込1,738円 | 1,300円 税込1,430円 |
20GB | 1,880円 税込2,068円 | 1,850円 税込2,035円 | 1,780円 税込1,958円 | 1,500円 税込1,650円 |
IIJmio(みおふぉん)は日本のインターネット初期から接続サービスを提供している老舗の企業です。
他の格安SIM事業者に対して技術的な支援も行っているので技術力も高く信頼のおける格安SIM会社として定評があります。
また、IIJmio(みおふぉん)には音声通話がかけ放題のプランがあり、電話をよく利用して通話時間の長い人にはおすすめできます。
高い技術力を活かして通信速度が低速時でもWEBサイトを早く表示させる機能(バースト転送機能)や、世界42カ国以上で使えるSIMなどがあり、選択肢が多いのもIIJmio(みおふぉん)の特徴です。
まとめ
今回はデータ繰越に対応している格安SIMについて主要な格安SIMを比較してお伝えしました。
今回ご紹介したことを踏まえた上で、格安SIMを利用する際は自分に合ったプランや格安SIMを選択することをおすすめします。
ただ、データの繰越サービスはあるに越したことはないので、データ繰越のある格安SIMを選ぶと良いでしょう。