auは充実した端末ラインナップ、データ容量にあわせて選べる料金プラン、特典がもらえるスマートパス等のサービスが盛り沢山です。
ショッピングモールや電化製品コーナーに出かけるとauの店舗を見かけますし、TVを見ていると話題の芸能人が登場するCMに釘付けになりますし、さすが大手キャリアと言われるだけあってその認知度は圧倒的。
auは魅力的なサービスがあるものの「料金の安さ」という観点では、やはり格安SIMに比べると高くなってしまいます。
そんなユーザーの多いauから格安SIMに切り替える場合、どのような手順で進めていくと良いのかをまとめてみましたので、マニュアルとして使ってください。
auから格安SIMに乗り換える前の準備と手順
auショップ、もしくは電話でMNP予約番号を取得する
auから格安SIMに乗り換える際、格安SIMに変更しても引き続き同じ電話番号を使いたいということであれば、MNPの手続きが必要です。
MNPとはMobile Number Portabilityの略で、契約中の電話会社に発行してもらうMNP予約番号を元に格安SIMの加入手続きを行います。
auの場合、auショップ、電話(0077-75470)、WEBの3つで手続きを受け付けており、その時に解約の説明も一緒に聞きます。
auの電話窓口であれば自宅からでも取得できますし、「MNP予約番号が欲しい」とだけ伝えればあとはオペレーターの人がすべて説明してくれますので、手軽に手続きができておすすめです。
- auの受付窓口:0077‐75470
(受付時間:9時~20時)
auを解約する際にかかる費用の説明だったり、使えなくなるサービスの確認だったりで、多少時間がかかる場合もあります。
特にauで2年契約もしくは1年契約をしているユーザーが更新期間以外に解約した場合、契約解除料(2年契約の場合9,500円、1年契約の場合3,000円)がかかります。
その他MNP転出費用として3,000円かかります。端末を分割で購入した時の残金は、解約しても引き続き請求となるので、その場で残り分を一括で支払わないとダメというわけではありません。
MNP予約番号を発行してもらうために電話をかける時ですが、土日祝日だと電話が混みあう、つながりにくい等が想定されますから、平日の空いてそうな時間に電話をかける、WEBで申し込んでみる等の手段がおすすめです。
au回線を提供している格安SIMを選べばSIMロック解除の必要なし
次に、格安SIMの話をするにあたり、聞いたことはあるけどどんなものかは皆うまく説明できないであろう「SIMロック解除」について説明します。
かつてはauで購入した端末はauでしか利用できない、ドコモで購入した端末はドコモでしか利用できない・・・というのが当たり前でしたよね。
携帯電話に差し込まれているSIMカードがロックされた状態だったので、購入したキャリアでしか利用できなかったというわけです。
ですが、このSIMカードのロックが解除されると、SIMカードを差し替えればどこのキャリアで購入した端末でも使えるようになり、おかげで「SIMロック」や「SIMロック解除」というワードを頻繁に聞くようになりました。
ところで、格安SIMの回線は大手キャリアの回線を借りてサービスを提供している会社がほとんどであることをご存知でしょうか。
よってauユーザーが切り替える際、切り替え後の格安SIMでau回線を使うことにすれば、SIMロック解除云々は何もしなくて済みます。
auユーザーがau回線を提供していない格安SIMに切り替えるといった場合は、SIMロックを解除の手続きを行います。
費用に関してですが、SIMロック解除をauの店舗で行えば3,000円かかりますが、WEBで完結させる場合は無料でできるという違いがあります。
SIMロック解除で気にすべき点は、費用も勿論、端末本体に保存されていたデータを失う点もあるので、バックアップはきちんと行いましょう。
乗り換える前に格安SIMの公式サイトで動作確認端末の確認をする
格安SIMの公式サイトを見ると、他のキャリアで購入した端末が使えるか否かが分かる「動作確認端末一覧」というページがあります。
この結果は格安SIMの会社が独自に調査したものであり、100%を保障するものではないと注意書きもありますが、端末を持ち込む場合はここを確認すべきです。
メーカー、キーワード等を入力すれば、簡単に検索できるようになっているので、難しいものではありません。
既に所有している端末が動作確認端末だったら、わざわざ新しい端末を購入する必要がありませんので、お金もかからないし、データを移し変える面倒もありません。
au回線を提供している格安SIM
LINEモバイル
格安SIMは回線種類が1つのところが多く、3種類すべて扱っているところはほとんどありません。
そんな中、LINEモバイルはソフトバンク回線、ドコモ回線、au回線の中の3つを所有しており、ユーザーにとって最適な回線を選ぶことができます。
それだけではなく、LINEのメッセージの送受信、スタンプのやりとり、写真投稿に関してデータ消費量がゼロになります。
これはLINEだけに限らずTwitter、Facebook、Instagramでも同じような扱いなので、SNSで色んな投稿を楽しんでいる方、閲覧が好きな方にはもってこいのサービスです。
UQモバイル
プラン名 | 月額料金 | 節約モード/ 速度制限時 |
---|---|---|
くりこし プランS (3GB) | 1,480円 税込1,628円 | 最大300kbps |
くりこし プランR (15GB) | 2,480円 税込2,728円 | 最大1Mbps |
くりこし プランL (25GB) | 3.480円 税込3,828円 | 最大1Mbps |
UQモバイルはCMが面白いので認知度が高い格安SIMですが、実はauの関連会社ですので、当然au回線が使えます。
月々1,980円~契約できますが、複数台持っていると500円割引になって月々1,480円~になる等、割引を併用するとお得に使えます。
また、UQモバイルでスマホを、UQワイマックスでネットをという具合に2つのサービスをUQでまとめると更にお得になります。
UQモバイルには月々200円を支払えば「○○○○@uqmobile.jp」のメールアドレスが使えるようになるので、格安SIMになったらフリーメールを使わなきゃ・・・と思っていた方には朗報です。
BIGLOBEモバイル
プラン | 音声SIM | データSIM +SMS | データSIM |
タイプD タイプA | タイプD タイプA | タイプD |
|
1GB | 980円 税込1,078円 | - | - |
3GB | 1,200円 税込1,320円 | 1,020円 税込1,122円 | 900円 税込990円 |
6GB | 1,700円 税込1,870円 | 1,570円 税込1,727円 | 1,450円 税込1,595円 |
12GB | 3,400円 税込3,740円 | 2,820円 税込3,102円 | 2,700円 税込2,970円 |
20GB | 5,200円 税込5,720円 | 4,620円 税込5,082円 | 4,500円 税込4,950円 |
30GB | 7,450円 税込8,195円 | 6,870円 税込7,557円 | 6,750円 税込7,425円 |
タイプD=ドコモ回線 タイプA=au回線 |
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エンタメフリー・オプション |
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音声SIMの場合:280円/月 データSIMの場合:980円/月 データ消費ゼロで使い放題のアプリ YouTube、AbemaTV、U-NEXT、YouTube Kids Google Play Music、YouTube Music、Apple Music、Spotify AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、radiko.jp らじる★らじる、dヒッツ、RecMusic、dマガジン dブック、Facebook Messenger |
BIGLOBEモバイルなら、ドコモ回線にあたる「タイプD」、au回線にあたる「タイプA」、2つのうち好きなSIMタイプを選んで契約できます。
ここの格安SIMはキャンペーンを頻繁に開催しており、初期費用0円、オプション代○ヶ月無料等、契約する時期によって受けられる特典が色々変わります。
BIGLOBEモバイルで人気なのは、有名な動画サービスが見放題、音楽も聞き放題になる「エンタメフリー・オプション」です。
手持ち無沙汰な子供に動画を見せたい、通勤途中や待ち時間に音楽を聞きたい方には、データ消費量を気にしないこのサービスがうってつけです。
mineo(マイネオ)
データ 容量 | デュアルタイプ (音声通話SIM) | シングルタイプ (データSIM) |
---|---|---|
200MB | 1,000円 税込1,100円 | 300円 税込330円 |
1GB | 1,180円 税込1,298円 | 800円 税込880円 |
5GB | 1,380円 税込1,518円 | 1,150円 税込1,265円 |
10GB | 1,780円 税込1,958円 | 1,550円 税込1,705円 |
20GB | 1,980円 税込2,178円 | 1,750円 税込1,925円 |
mineoはau回線を含む3回線から好きな回線を選ぶことができ、おまけに契約期間の縛りなしに使える格安SIMです。
大手キャリアだと2年縛り、他の格安SIMでも数ヶ月間は最低契約期間というものがあるのですが、mineoはいつ解約しても解約手数料というものがかかりません。
メールアカウントを設定すれば、「@mineo.jp」のメールアドレスが無料で使えるようになり、おまけに容量の追加も無料です。
mineoは料金プランが複数あるため、その中から自分にあったプランを選べる=ユーザーの選択肢がとても多い格安SIMです。
複数あるプランはいずれも利用料金は激安なので、大手キャリアから乗り換えた人が皆固定費を節約できたと満足しているというデータもあります。
まとめ
auユーザーが格安SIMに変更する場合、au回線を引き続き選択すれば手間も少なく、簡単に乗り換えできることが分かりました。
また、au回線で契約できる格安SIMの中にはお得なサービス、低価格な料金で使えるものが多いので、乗り換えた後も快適に使うことが可能なようです。
au回線は日本国内どこでも、早く、つながると評判の回線ですから、ずっと使い続けられるのはユーザーにとって喜ばしい限りですね。
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