
遂にLINEモバイルからモバイルルータの販売が開始されました!
Aterm MP01LNは業界最小&最軽量が謳い文句の非常に持ち運びやすい機種で、端末価格も11,980円とかなりリーズナブルです。しかし、あまり価格が安いと性能的にどうなの?と思ってしまいますよね。
そこで今回は、Aterm MP01LNのスペックや評価についてまとめていきます!
Aterm MP01LNのスペック一覧
まずはAterm MP01LNのスペックを見てみましょう。
簡潔に言うと、Aterm MP01LNは業界最小&最軽量のモバイルWi-Fiルータで、既存のAtermのルータと比べるとスペックを抑えた廉価機種です。
Aterm MP01LN | スペック |
---|---|
外観 | ![]() |
発売日 | 2018年3月1日 |
SIMロック | SIMフリー |
サイズ | 91×50×12(mm) |
重量 | 約71g |
バッテリー容量 | 1,670mAh |
連続通信時間 | 約10時間 |
最大待受時間 | 約900時間 |
通信速度下り最大 | LTE:150Mbps Wi-Fi:433Mbps(11ac/5GHz帯) 150Mbps(11n/2.4GHz帯) |
SIMスロット | nanoSIM |
充電端子 | microUSB |
カラー | メタリックブルー |
価格(税抜) | 一括:11,980円 分割:520円×24 |
クレカより小さい本体サイズ

Aterm MP01LNは本体サイズが約91mm×50mm、クレジットカードなどの一般的なカードサイズが85.60mm×53.98mmということで、Aterm MP01LNの方が少し縦が短く横が長くはありますが、面積は約4,550平方㍉と4,620平方㍉ということでAterm MP01LNの方がサイズ的にコンパクトとなっています。
一般的なモバイルルータは縦が110mm~130mmのものが多いため、比べてもらうとかなり小さいことがお分かりいただけると思います。薄さも12mm、重さもわずか71gということで、非常に持ち運びがしやすいサイズと重量です。
SIMフリー端末
大手キャリアでもモバイルルータの取り扱いがありますが、スマホと同じくSIMロックがかかっているため、購入したキャリアのSIMしか使用することができません。
Aterm MP01LNはSIMフリー端末のため、キャリアを選ぶことなく使用することができます。LINEモバイルで購入して使わなくなったタイミングで解約、その後また使いたくなった時に他の格安SIMで使うということも可能です。
APN設定が不要
スマホも含め、通常は初めて利用する際にAPNと呼ばれるネットワーク設定が必要ですが、Aterm MP01LNはSIMカードを挿入して電源を入れるだけで自動でAPN設定をしてくれます。
設定作業が不安という場合も安心ですね。
デメリットなどの注意点
LTE受信最大速度が150Mbps
上位機種であるAterm MR05LNは受信最大速度が375Mbps、Aterm MP01LNは150Mbpsということで、受信最大速度は半分以下です。現行機種は400Mbpsを超えるものも多いため、ここは大きく劣る部分です。
が、大手キャリアでもかなり条件がいい場所でやっと150Mbps出るか出ないかくらいで、通常時は50~60Mbps出れば良い方です。受信速度が300Mbpsも400Mbpsも出ることはありませんので、受信最大速度は150Mbpsあれば十分です。ですので、ここはまったく気にする必要はありません。
タッチパネル非対応
Aterm MP01LNは廉価機種ということもあり、最近はモバイルルータでも主流になっているタッチパネルに非対応です。
ボタンのみでの操作となりますが、そもそもスマホと違ってWi-Fiを繋げるためだけに使うモバイルルータがタッチパネルである意味はゼロなので、よほどタッチパネルにこだわりが無い限りは問題ない部分です。
バッテリー容量が小さい
バッテリー容量が1,670mAh、Wi-Fiの連続通信が約10時間ということで、上位機種のAterm MR05LNの2,500mAhで約14時間と比べると少し劣ります。
ただ、外出先で使用するのに10時間持てば十分であるケースがほとんどです。今の時代、モバイルバッテリーを持ち運んでいることも多いため、バッテリー面で大きな問題になることは少ないでしょう。
3G非対応
多くのモバイルルータは4Gと3Gの両方に対応していますが、Aterm MP01LNは4Gのみの対応です。
3Gに対応していないと通信エリア面において4G/3G両対応に比べると劣りますが、最近は4Gの通信エリアがかなり広くなっているため、3Gが使えないことで不便に感じることはほぼないと思われます。
実際、あなたがスマホを使っていて3G通信になっていることはほぼありませんよね?
LINEモバイルでモバイルルータを購入する方法は?
LINEモバイルで端末を購入するには、SIMカードの契約時に併せて希望のスマホを選択すればOKです。大手キャリアと同じように分割支払いを選ぶことも可能なので、毎月の料金に含めるイメージで持つことができます。
↑申込時に「端末+SIMカード」を選択して、Aterm MP01LNを選べばOK!
LINEモバイルで購入した場合の月額料金は?
では、LINEモバイルでAterm MP01LNを購入した時の月額料金について見ていきましょう。まず、LINEモバイルの料金プランとAterm MP01LNの端末価格は以下の通りです。
一括 | 分割 | |
---|---|---|
Aterm MP01LN | 11,980円 | 520円×24回 |
LINEモバイルのメリットは、なんと言っても人気SNSが使い放題という点です。
LINEモバイルで一番人気のプランは、「コミュニケーションフリープラン」の3GBです。コミュニケーションフリーではLINE, Twitter, Instagram, Facebookが通信量カウントフリーで使い放題となります。
SNSの通信量は想像以上に多く、何気なく使っているだけでも1~2GB消費していることがよくあります。これらの通信量がカウントされなくなるだけでかなり通信量が浮き、他の格安SIMよりも小さいデータ容量プランを選択することができるため、結果的にどこよりも安く毎月の料金を抑えることが可能です。
もちろん、モバイルルータ経由で接続したスマホやパソコンでSNSを使用した場合も使い放題は適用されますのでご安心を。
モバイルルータの場合は音声通話ができないため必然的にデータSIMを使うことになりますが、例えばコミュニケーションフリープラン&分割でAterm MP01LNを使用すると料金は以下の様になります。
データSIM コミュニケーションフリー 分割支払いの月額料金
データ容量 | 基本料金 | 端末代金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
3GB | 1,100円 | 520円×24回 | 1,620円/月 |
5GB | 1,640円 | 2,160円/月 |
|
7GB | 2,300円 | 2,820円/月 |
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10GB | 2,640円 | 3,160円/月 |
大手キャリアでモバイルルータを持てば5~7GBで月4,000~6,000円前後かかりますし、安いと言われているY!mobileの最安機種でも5GBで月2,480円です。
しかも大手キャリアやY!mobileなどの場合は2年や3年の契約縛りがあるため、一度持ったら簡単に手放せなくなってしまうという大きなデメリットがあります。
使ってみると分かるんですが、半年もあれば仕事や生活の環境の変化もあったりで、モバイルルータって意外と1年と使わずに必要なくなったりするケースもあるんですよね。
その点、LINEモバイルのデータSIMは契約の縛りがないため、いつ解約しても違約金が発生しませんし、同じ5GBでも月2,160円と安い上に、4大SNSが通信量カウントフリーで使い放題。
そう考えると、他のモバイルルータを使うのがかなり勿体無いことが分かります。
まとめ
Aterm MP01LNのスペックについてお伝えしました。今回のお話をまとめると、それぞれの端末をオススメの方はこんな感じです。
LINEモバイルでは今のところモバイルルータはこれ一択ですが、恐らく今後ラインナップが増えていくことでしょう。
とは言え、モバイルルータにすごい性能を求めてもしょうがないので、Aterm MP01LNで十分だと管理人は思います。
モバイルルータの場合は、本体性能よりSIM選びが重要です。ご自身の使用環境を考えて最適な選択して下さいね!